人はなぜそんなに他人の事が気になるのか? ~芯のある人が持っている、強さの秘密~
以前「心とは何か?心の正体とは?」という表題で
心についてのコラムを書かせていただいたのですが
(参考コラム:https://mbp-japan.com/kyoto/kyotocl/column/5039259/)
今回はもう少し掘り下げて、違った観点から心というものについてをお話させていただきます。
以前のコラムで心とは感覚、感性のことだとお話しましたが
心には距離があることはご存知でしょうか?
よく人間関係で距離を置くなどと言いますが
この距離とは心の距離であり、物理的な距離のことではありません。
確かに物理的な距離のことを指して言う場合もありますが
いずれにしても心には距離があるということは間違いないでしょう。
付かず離れずの関係なんて言いますよね。
このように近すぎたり遠すぎたりせず
程よい距離を取ることによって人間関係やメンタルにも影響します。
ではそもそも距離というのは何なのかと言いますと
自身の著書でも解説していますように
距離とは時間のことなんですね。(時間=距離)
<詳しくは著書をご参考にしてください>
「時間の始まり 宇宙はこうして始まった ~宇宙の起源にまでさかのぼる時間の仕組み~」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0788YNVJL/
時間と言われてわからなくても、心には距離があることはおわかりかと思いますが
なぜそれが時間と関係あるのかと言いますと
例えば何か問題やトラブルが発生したとき
時間が解決してくれるなんてことはありませんか?
日にち薬のように、時間が悩みを解決してくれたり軽減してくれたり
心が癒えたりするものです。
実はこの時間も心の距離と言えるものなんですね。
時間を置くことで、つまり距離を置くことで
人間関係での心の距離を置くように
時間によっても同じ現象が生じます。
それはつまり「時間=距離」だからです。
このように考えると、心とは物理学の方程式で表現できるとも言えますね。
では本当に心とは何なのでしょうか?
実体は見えなくてわからなくても
物質や物理現象の類と同じなのでしょうか?
心と言っても何もミステリアスな神秘的なものではない?
確かに幸せホルモンと言われる「オキシトシン」なんかも
私たちを成長させる成長ホルモンと同じようにホルモンですよね。
いわゆる快楽物質のようなものです。
ではやっぱり心って物質なのでしょうか?
心がホルモンの影響を受けるものであるなら
やはりその人の性格を形作るものとして(気分を左右するものでもある)
感情を司るものだと言うことが出来ます。
感情とは例えば不快を感じるのは感覚神経ですから
何も直接心が感じているわけではありません。
不快を感じているのはあくまで感覚神経です。
それが心として不快感を感じるのですね。
ですから心とはやはり感覚だと言えることがおわかりでしょうか?
心には感覚も感性も、そして距離と時間も関係してるんですね。
それらを内包したものが心だと言えるでしょう。
時間も距離もある意味では物質です。(物質が生み出すもの)
つまり心も物質の類と言えるのかもしれませんね。
いかがでしょうか。
心の悩みとは物理現象を解決するのと同じことだなんて
何だか不思議に思いませんか?
しかしよく考えてみてください。
私たちは物質で構成され、それらの物質はみな宇宙に存在している物質で構成されているわけです。
つまり私たちは宇宙(その中に存在する物質)そのものだと言えませんか?(その一部である)
ですから宇宙の謎を紐解くことは
私たちの心を紐解くことと同じだということがおわかりいただけましたでしょうか?
だからこそ私は宇宙の謎の研究を追究しているのです。
そしてその学問を「相対性心理学」と名付け
人の心の研究に応用して
少しでも皆様の心豊かな人生の一助となれますように取り組んでいます。
宇宙の研究や謎の解明が何の役に立ちますか?
それは私たちの心豊かな人生を追究しないと言ってることと同じです。
役に立つかどうかではなく、私たちは学ぶことによって人生や心が豊かになるのです。
自分や人の感覚を知ること。
それが心を知ることに繋がり
人はもちろん、物や自然にも心は宿っていますので
ぜひ感覚や感性を磨いて、上手な距離の取り方を学びつつ
心豊かな人生を歩んでくださいね。
私も独自の心理学から、皆様の心豊かな人生をサポートさせていただきます。