人はなぜそんなに他人の事が気になるのか? ~芯のある人が持っている、強さの秘密~
実は心理学的には自分にとって良いことであっても悪いことであっても
状態としては通常同等にバランス良く均衡を保ってるわけですね。
つまり運の良い人生運の悪い人生なんてものはないんです。
全てはバランスによって成り立っています。
しかし普段は自分が気分が良いときには運気が上がったように感じ
物事が上手く運んでるように感じますし
逆にひと度落ち込むことや傷つくようなことが起こると
たちまち運気が下がったように感じて物事を悪いように捉えてしまうんですね。
全ての物事を自分のメンタルの状態によって関連付けて受け止めてしまうのです。
(メンタルの状態によって運気が左右されてしまうだけのこと)
ですから今自分は運が良いとか悪いと感じるのは
自分のメンタルの状態によって物事の捉え方が変わってしまうからなんです。
そして物事のつながりが全体的に良いように傾くか悪いように傾くか
そのどちらかによってバランスが崩れるために
自分は何をやっても上手く行かないんだと勝手に解釈して落ち込むわけですね。
しかし人生は常に悪いことばかりではありません。
一見最悪な人生のように思えても
中には楽しいことや気分の良いことだってあるはずですし
何も悪いことだけがずっと続いているわけではないはずです。
ただ気分が沈んでるようなときは(メンタルが弱ってるときは)
そこに意識が向かないようになってるだけなのです。
ですから人生には良いも悪いも同じようにバランス良くあるはずですが
メンタルの状態によってどちらか片方にしか捉えられなくなってしまうということ。
人生最悪なように思えても
メンタルバランスを整えてやることで
一気に物事の捉え方も変えることができるんですね。
またバランスを取り戻すことができるのです。
ただ気分の良いときは本来なら気分の悪いことでも目をつむってるだけ。
(無意識に自分の都合の良いように捉えて盲目的になっている)
だから良いことも悪いことも、どっちかということはないんです。
どちらもバランス良く同じようにある中で
自分のメンタルの状態がそれが良いときか悪いときかを決めているだけなのです。
もちろん自分のメンタルの状態は自分の意志でコントロールできるものではありません。
様々な要素が複雑に絡み合って影響を受けているのです。
ではなるべく良い状態の時が長く続いてほしいものですが
そのためには定期的に心理カウンセリングを受けるなど
常に自分のメンタルバランスを整えるように心がけてみてくださいね。
良いか悪いかとどちらか決めつけるのではなく
悪いときもあれば良いときもあることを知り
なるべく良い状態の時を保てるように自分のメンタルと向き合っていきたいものです。