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コラム

京アニの放火事件から、改めて戦争体験についてを学び、考える

2019年8月6日

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

今回執筆させていただく内容のようなコラムを
京アニの事件と関連付けて書くのはどうかと迷ったのですが
京アニの事件があまりに凄惨だったことと、社会に及ぼしたその影響力から
改めて戦争の酷さ(むごさ)を再認識してもらいたいと思い
あえて京アニの事件と関連付けて執筆させていただきます。

戦争の悲惨さや恐ろしさは改めて言うまでもなく
頭や知識では誰しもがわかっていることでしょう。

実際戦争を体験された方にとっては
身を持ってその恐怖を植え付けられたことだと思います。

しかし戦争を体験したことのない人には
しょせん歴史の勉強や出来事でしかなく
実感としては何もわからないという人が多いのではないでしょうか?

だからこそ今回、少しでも戦争の恐怖を実感していただきたく
京アニの事件に関連付けてお話させていただきたいのですね。

京アニの放火事件については皆さんもよくご存知だと思いますが
太平洋戦争も末期に
米国が日本本土への空襲を行った際に使用した
「焼夷弾」についてはご存知でしょうか?

普通の爆発して被害を与えるような爆弾ではなく
文字通り火の海と化して焼き尽くすような爆弾です。

つまり威力の大きい火炎瓶や火炎放射器のようなもので
それを爆弾のように空から爆撃機で大量に投下するわけです。

皆さん原爆の恐ろしさについてはよくご存知でしょうから
焼夷弾より爆弾のほうが恐ろしいものだとお考えかもしれませんが
そこで思い出してもらいたいのです。

京アニの放火事件の凄惨さを。

周りが火の海で辺り一面が焼け焦げ
逃げ場もなく焼き尽くされる光景を想像してみてください。
京アニで起こった火災現場の様子やその状況を思い出してみてください。

まさしく焦土と化すことを目的にした焼夷弾の威力が
どれほど恐ろしいものであったかがおわかりいただけるかと思います。

直接戦争を体験していない人でも
焼夷弾の脅威がどれほどのものかわからなくても
このように身近な事例で考えてみると
実感として少しでも理解できるのではないでしょうか。

京アニの事件で心を痛めてる方なら本当におわかりだと思います。

戦争の悲惨さを、そして愚かさを
改めて問い直し、認識し直してみてください。

8月のお盆の時期には特に戦争関連の催しや特集記事
あるいはテレビの特番などでも学べる機会が多くあるはずです。

私も京アニの事件で心を痛めているからこそ
規模は違えど同じような体験である戦争についてや日常生活での火事の恐ろしさについても
ぜひ皆さんには多くのことを学んで今後に活かしていただきたいと思いまして
今回のコラムを書かせていただきました。

ぜひとも何か少しでもご考察いただけましたら幸いです。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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