ボランティア精神は自らの感謝の表れ ~やってあげるボランティアなんてない~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

皆さんはボランティアと言うと参加するものだとお考えでしょうか?

清掃や介護ケアのボランティアにしても
ボランティアは参加するのではなくさせていただくものなんですね。
奉仕の心でさせていただくのです。

ボランティアとは奉仕の心ですから
奉仕に参加すると言うよりさせていただくの方が意味合いも近いですよね。

参加というと活動に加えてもらうだけなので
どちらかと言えば他人行儀で積極性に欠けてしまいます。

ところが奉仕をさせていただくという精神でボランティアに取り組むと
積極性も生まれますし自分で考えて行動できますので
参加者同士の連帯感が高まりますし、活動が直接感謝の心に繋がるのです。

同じことをするのでも意識改革して取り組むことによって
ただ何となくやってるだけなのか意義を感じながら取り組めるのか
大きな違いが表れますのでぜひ実践してみてください。

人に言われたからするのと自ら率先してやるのとは大違いです。

このことをただ意識してするだけでこれだけ違いに表れるのですから
何でも意識してすることがいかに大切かがおわかりいただけると思います。

そもそもボランティアとは人のためにするのではなく自分のためにするのです。
(結果それが人のためになる)
ここを勘違いしてはいけません。

してあげるのではなくさせていただく。

何をするにもこれを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか?

きっと今までやって来たこととは違う結果に繋がるかも知れませんよ。
人にしてもらうためではなく自分が感謝してそれをさせていただくんです。
例えどんなことでもね。(自分が何かサービスを受ける側だとしても)

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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