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夫婦関係とは苦楽をともにすることができる“運命共同体” ~相手の苦しみが他人事になってないか?~

2018年6月14日

テーマ:恋愛・結婚生活

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

夫婦というのはそもそもは赤の他人であるとよく言われますが
最初はそうだったかもしれませんが、生計をともにして長年連れ添っていると
赤の他人のままではなく運命共同体になるわけですね。

生涯をともにする伴侶だとも言います。

それなのにいつまでも赤の他人のままの感覚で
相手のことをちっとも理解しようとせず協力もしないような関係では
次第に関係が悪化していくでしょう。

相手のことを好きなうちは問題ないのですが
やはり長年連れ添っていると相手の嫌な部分も見えてくるようになり
もっとこうして欲しいのに全然協力してくれないなど
相手のやることなすこと、その言動がいちいち気になるようになってしまうのです。

それは運命共同体であるにも関わらず、いつまでもただ住まいをともにしているだけの赤の他人だからです。

歩み寄る気持ち(心の通い合い)もなければ、行動を制限されるだけの足手まといでしかなく
その上相手には自分の要求ばかり突きつけるのですから
自分の思い通りにならない相手が段々憎らしくなってしまうんですね。

これでは夫婦関係と言っても他人同士が同居しているのと何も変わりません。

夫婦円満だったり理想の夫婦と言われるような関係を見てみると
相手のことを尊重して感謝してますし、自分にとってなくてはならない大切な存在だと認識しています。

だから相手の苦しみを自分の苦しみのように感じ、常に相手のことを考え
ともに協力してお互い支え合いながら生きてらっしゃるんですね。
決してお前一人で何とかしろだなんて投げやりには思ってません。

ですから夫婦関係というのは本来は楽しいものではなく
むしろ苦しい関係にあるのです。

その苦しみをお互い分かち合い、協力して乗り越えていく。
決して一人では支えきれない己の苦しみを理解して支えてくれる相手の存在に感謝して大切にする。
これが運命共同体である本来の夫婦関係なのです。

相手のことを尊重もせず、ただうっとしいと感じるだけの存在なら
何も一緒にいる必要はないと思います。

それは運命共同体なのではなく、憎らしい相手でしかないのですから。

目障りな人間といつも一緒にいて同居してるのですから、トラブルが絶えないに決まっているではありませんか。
何のために一緒にいるのでしょうか?
また、何のために一緒になったのでしょうか?

相手のことを思いやれるような関係かどうかは心で感じるものです。
話し合いを通して親密になったからといってわかるものではなく
心を通して分かり合うものなんですね。

そして自分に心がなければ心を感じることはできません。

自分の思いばかり優先して、相手のことを考えず
いつも相手に要求してばかりではありませんか?

相手が本当に自分のことを思ってくれてるのか?
そして自分は本当に相手のことを尊重しているのか?(できているのか?)
改めて夫婦関係というものを見直してみたいものですね。

夫婦関係についてやこれから夫婦になるという方でも
本当に心の通い合うような運命共同体としての夫婦関係のお悩み、ご相談について
心理カウンセリングを通して心のサポートをさせていただきます。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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