厚労省実施のストレスチェック制度に関する当ルームの取り組み

2015年12月5日

テーマ：時事・世事世相・所感・雑感

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

平成27年12月より、厚労省がストレスチェック制度を実施し
職場でのストレスチェックが義務化されました。

義務付けといっても何か罰則があるわけではないので
現在のところ努力義務に留まってるようですが
いずれにしても企業や労働者双方にとって、快適な環境の中で働くためにも
ストレスチェックは必要なのではないでしょうか。

従業員の健康は直接会社の業績にも影響しますし
やはり精神面での安定や充実してる事は、企業にとってもプラスの効果になります。

本来は厚労省が実施しなくても各職場で心がけるべきですが
目の前の業務に追われてなかなか丁寧に向き合う事が出来ず
つい軽視してしまいがちなのがこのストレスチェック（メンタルチェック）です。

しかし義務化されたのに際し、頭ではわかってるからといって
企業側が一方的に押し付けてやった気になっただけの
既成事実を作っただけのストレスチェックでは何の意味もありません。

厚労省が提供している実施プログラムやツールを活用するのも一つの方法ですが
やはり丁寧に向き合うためには心理カウンセリングを利用するなど
定期的に本格的なメンタルヘルスを行う方がより効果が高い事は言うまでもありません。

ツールは所詮ツールです。

何の意味もない事はありませんが
チェックシートでストレスをチェックしたところで
それで結果が良くなければどうしますか？
ただチェックして度合いがわかったところでそれで終わりですか？

そんなストレスチェックに何の意味もありません。
むしろ変に気にしてしまっては逆効果なので実施しない方がいいかもしれませんね。

とはいえ、メンタルヘルスの重要性は皆様もわかってらっしゃるように
せっかくストレスチェック制度も実施された事ですから
これを機に厚労省の提供するストレスチェックだけではなく
心理カウンセリングなどの心理サポートも利用してみてはいかがでしょうか？

当ルームも企業サポートの観点から、職場のストレスチェックやメンタルヘルスにも力を入れてますので
これから従業員の心の健康にも取り組んでいこうとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
義務化による単なるストレスチェックではなく
心の健康や人の心理が及ぼす社会活動の取り組みの一環としてご相談に応じます。