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不幸の原因に気づくために ~挨拶をしないのは存在しないのと同じ。心が孤立する原因に~

2015年5月14日

テーマ:人間関係・コミュニケーション

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

仕事でも何でも、いつ来ていつ帰ったのかわからない。
誰が来て誰が居たのかもわからなければ、いつの間にか来ていつの間にか帰ってる。
こんなおかしな話はありませんよね。

まるで自分はこの世に存在してないのと同じです。

つまりこれが挨拶をしない事の奇妙さと滑稽さであり
挨拶が必要な理由です。

なぜか挨拶をしない人が多いように感じますが
挨拶はコミュニケーションの基本ですし
人間関係において必要不可欠な、最低限の交流の一つなんですね。
ですからそれをしない、したくないというのはおかしいのです。

例えなかなか出来ずに苦手なだけだとしても
これではコミュニケーションの拒否であり
相手に嫌われてるのかと思われても仕方がありません。

自分一人で生活してるんじゃないんですから
挨拶も出来ないようでは何かと不便なだけで
人間関係もギスギスしてしまいますし、自ら不遇な環境を作ってるようなものです。

挨拶一つで相手に与える印象や気分まで違って来るのですから
出来ないしたくないではなく、やる必要のある事なのです。
やらずに良い事なんて一つもありません。

挨拶なんてしなくても
居るかどうか、居たかどうかくらいわかるんだから
わからない方が悪いんだからしなくてもいいだろなんて理由にはなりません。
挨拶の必要性とその影響を考えれば、そういう問題ではないのです。

人がしてるのに挨拶もしないのかこの人は
人が言わないと自分から挨拶しないのかと思われながら
快適に過ごせるだなんて思いますか?
自分が逆の立場だったらどう思いますか?

また、相手が職場の上司とかお偉いさんだと挨拶をして
自分が気に食わない人には挨拶をしないだなんて
人を選んでしてるような場合でも周りはしっかり見てますよ。

これでは表面上は上手く付き合えてるようでも
心は孤立してしまいます。

ここで覚えておきたいのは
挨拶とは何もおはようございますだけではないという事。

ありがとうございます、すみません、失礼しますなど
人にお世話になったり人のお世話になるような時に言うのも
みな挨拶ではないでしょうか。

つまりこれが挨拶をする意味と必要性であり
挨拶をしないとは、コミュニケーションの否定(相手にとっては拒否)なのです。

だからといって必ずしなければいけない
しなかったからどうというものではありませんが
されて気分の悪い人なんていませんし
何も言わないより、挨拶をして徳はあっても損はないのですから
挨拶は人間関係を円滑にする魔法の言葉であるのがわかります。

ちょうどあいさつ坊やなんてキャラクターが同じ事を言ってる宣伝もありました。

人はキッカケで変わるもの。

もし今までは出来てなくても
これからは良い習慣は身に付けて、ぜひ挨拶を心がけたいものですね。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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