そうした方がいい、そうするべきだとはわかっててもなぜ出来ないのか

もし何か悩みや問題を抱えてたとしても
皆さん自分で答えを言ってるのにちっとも気づいてません。
いや、気づけないのです。

これは私も同じで
自分の姿を自力では確認出来ないように
他人は客観的に見られるからわかるのであって
道具でも使わなければ誰が自分の姿を認識出来るでしょうか。

もう少しわかりやすく言えば
自分の体臭や口臭は自分ではわからないのと同じです。

このように自分の事は自分では気づきにくく
他人から説明してもらってもなかなかわからないものなんですね。
これが人に相談してもなかなか解決しない理由の一つで
自分が気づかないと（認識）、人に言われただけでは何の事だか
それすらわからないのです。

ですから皆さん気づいてないだけで
実はどうすればいいのか、人に聞かなくても既に知ってるんですよね。

何とかしてその事に気づければいいのですが
もしそれが人間関係だった場合、どうしたらいいのか知ってたとしても
例えその事に気づけたとしても
相手の事を考えたり気遣ったり、様々な要因が背景にありますから
それらを考慮するのでなかなか自分一人では簡単にはいきません。

だから問題は一人だけの問題で問題になってるのではないと言うのです。

問題は自分一人の問題ではないのですから
同じように解決するのでも、自分一人の力では何も解決しないのですね。

しかし先程の気付く（自分の姿や臭いを認識する）話のように
気づく事によって、知る事によって具体的に認識出来るようになりますから
捉え方を変えられるようにもなりますし
捉え方を変えられれば今までの思い込みや想像で考えるのとは違い
なるほどこうなんだなと物事がはっきり見えるようになります。

つまりどうすればいいかが、より鮮明にわかるというわけです。

例えば姿勢が歪んでてもわからなければ姿勢が悪いままですが
姿勢が歪んでる事に気づけば直す事が出来ますし
自分は自分の体臭なんて気にならなくても
他人には不快である、異臭を放っていると気づけば気をつける事が出来ます。

とはいえ、人から言われただけでは（指摘）どこがどのように歪んでるのか
実際どんなに不快なのかまではわかりませんし
事情がわかって直そうにも、人の説明だけではそう簡単にはいきません。

それが気にならないような事だといいのですが
その事が原因で問題になってる場合（悩みの種）
まぁいいやでは済ませられませんからね。

だからこそ先ず気づくという事がいかに重要であるかがお分かり頂けたでしょうか？

ただ知ってるだけでは問題は解決しません。
言われたら皆さん既に知ってらっしゃいますし
言われなくてもどうすればいいのか自分で答えてらっしゃるんですから
まずはその事に気づかなければなりません。（しっかりと認識する）

しかし自分で言ってても自分では気づけませんから
やはり他人の客観的な目線が必要になるでしょう。

そこで大いに利用して頂きたいのが心理カウンセリングだというわけですね。

心理カウンセリングはただ人から見たあなたの見た目ではなく
心理カウンセラーのプロの目から見た、あなたの心の中に目を向けた心理療法です。
一般の人とは見てるところが違います。

そんな事は言われなくてもきっとわかってるでしょう。

ですがわかってるだけでは何も解決しないと言いました。
だって、わかってるのに言われるまでは気づかなかったんですから。
言われてもまだ何の事だかわかってないかもしれません。

これが人に説明してもらってもなかなかわからないという事ですが
今回はその事を書かせてもらいました。

皆さん本当にお分かり頂けたでしょうか？

いまいちわからないという方にこそ
ぜひ心理カウンセリングを受けて頂きたいですね。
どういう事か気づく事で、気づく事が増えていく事で
きっと人生が充実していくと思いますよ。


京都カウンセリングラウンジ
宮本　章太郎



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