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コラム

理屈や知識は通用しない、強迫性障害に関する間違った認識

強迫性障害をご存知でしょうか?

代表的なものに潔癖症があり
中でも自分の気が済むまで手を洗い続ける症状(洗浄強迫)は有名で
日常生活に支障はないまでも、このような症状に心当たりのある方も多いと思います。

特に汚いわけでもないのに必要以上に不潔に感じたり
常に清潔な状態でないと居られない潔癖症(強迫性障害)ですが
例えば洗浄強迫の人は、実際に手が汚れてるから手を洗い続けるのではありません。
単に汚れを落とすために洗ってるのではないんですね。

本人もそんな事はわかってるのですが
わかってても止められない理由があるから洗い続けるのです。
もう十分綺麗だからといって止められるようなものではなく
無理矢理にでも自分に納得しない限りいつまでも続きます。

いくら洗い過ぎるのはかえって良くないと、衛生面の観点から知識を教えても
そんな理屈は通じません。
何せ不衛生だから洗ってるのではないんですから。

どんな悩み、どんな問題、どんな障害でも
なぜそうなるのか?目に見えている表面的な事ではなく
そうなるに至る経緯を理解する事が重要です。
知識だけで解決するような問題はありません。

どうやったら良くなるのかだと、知識で考えなければならず
その答え合わせの方法でしか対処出来ませんが
もっと違うやり方で、なぜそうなるのかの本質に気づけば
良くなるための道筋が自然に見えて来ますから
実際改善へ向けての行動も起こしやすくなるんですね。

何でもやり方さえ知っていれば、例え難しくても心に余裕が出来ます。

こうして知識のみの解決方法ではなく
気付きという、違ったアプローチの仕方から解決へと繋げていくのが
心理カウンセリングの試みです。

強迫性障害のように、自分の意志ではどうにも出来ない症状で苦しんでる方にも
心理カウンセリングで心の負担を軽減する事で
少しでも良い方向へ改善出来るかもしれません。

最初は勇気が要ると思いますが、ぜひご連絡頂ければと思います。
ご自身に合ったペースで、少しずつでも改善していきましょう。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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