マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

現在地点 はい!階段の踊り場です

1000日間、毎日コラムをUPすると決め、達成した時に何が観えるかと楽しみにしていたところ、何も観えないどころかモチベーションが下がっていまい本日に至りました(笑)

結局、行動していないと何も観えてこないという結論に達したので、これからはコラムを毎日とはいきませんが、気楽に気が向いた時だけ書くことにしました。

では早速、

あなたは何かをココロに決めて続けようと始めたのはいいが、何ヶ月やっても見通しが立たなかったり、習い事を始めて最初の頃は面白いようにステップアップしていたのにある日突然、上達しなくなったことありませんか。

毎日、コラムを書いているのにまったく反応がないとか、食事制限しているのにまったく体重が減らないとか、何の変化も反応もなかったら先が視えないので不安になります。このような経験は誰にでもあります。

この状態に陥ると挫折するか、あれやこれややってみた結果、よけい良い結果を得られず負のループに陥ります。

そんな時、このような負のループから脱出する手段として、「何故、こんな状態になるのかを理解して落とし込んでおく」のがお勧めです。


私が経験した例で話します。
何かしら最初の頃の成長ぶりは誰でも目に見えて早いもの。私がテニスを始めた頃、ラリーはすぐできるようになりました。

調子に乗った私は、ラリーができるのなら試合もできると思って試合に参加したのはいいが、サーブを打ったらボールがとんでもないところに飛んでいくのでゲームになりません。

サーブがトラウマになった私は、いつの間にかサーブを安全なアンダー(下から打つ)のゆるゆるサーブを打つようになりました。それから何年テニスをしてもサーブだけはアンダーで打っていました。

数十年経ったある日、何を思ったかその日はアンダーではなくサーブを普通に上から思い切り打ってみたところ、驚くほど良い音がしてボールが相手コートに突き刺さりました。

何年やっても初心者のようなアンダーしか打てなかったのが、他者のサーブを観察したり、密かにひとりで壁打ちをしてサーブのイメージトレーニングしていたことを身体が覚えていたのでしょうね。

小さく小さく変化していたある物事が突然急激に変化する。このような状態をティッピング・ポイントといいます。



階段女子


前置きが長くなりましたが、ブログやメルマガ、Facebookを毎日UPしても、何の変化も反応もなかったらモチベーションが下がり、やっていても無意味に思えてきます。

それでもと思って無理すればするほど泥沼状態になり、私は「センスがないかも・・」とか「何をやっても駄目だ」というセルフイメージや思い込みがでてくるので、本当に何をやっても継続できなくなります。

いくら明確な目的やゴールがあったとしても、現在いる地点がどのような状態でどんな場所か解らなければ先が視えないからしんどいだけです。

心配いりません、誰でも自分のことは観えないものです。

もし今回のような状態に陥った時には、このティッピングポイントのことを思い出し、「何か制限しているものはないか」「足りないものはないか」これらをノートに書き出してみて下さい。

そして「今は階段の踊り場で休んでいるだけ」だと自己暗示をかけてみるのも良いでしょう。階段の踊り場は、あなたが大きくステップアップする前の助走の場です。



終わりに・・・

コラムの内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジして下さい。それをアウトプットすることで学びを整理できるので、家族や友人、職場の同僚に自分の言葉で実践してみて下さいね。



【小さな実践】
決めた目的のために、現在までどのように行動したか具体的にノートに書き出し、目的からブレているところや障害になっているところがないかチェックしてみる



今回のコラムに質問がありましたら気軽に連絡して下さい。
あなたにも気付きがありますように




階段女子

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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