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コラム
警戒モードにならない心理的安全性を確保
2020年5月9日 公開 / 2020年10月25日更新
先の観えない状況が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
私たちは、ココロが不安定な状態だと警戒モードになります。警戒モードにスイッチが入ると、一気にパフォーマンスが落ちます。
今のように先がまったく観えない状態が長く続くと、警戒モードに入りっぱなしになるので、パフォーマンスが落ちるだけでなく、精神や身体が思うように動かなくなるのでイライラや怒りがあちこちで発生するので心理的安全性が保たれません。
※心理的安全性とは、不安や恐怖を感じることなく、自分の意見を伝えられ行動できる状態のこと
いつもは仲が良い家族でも、互いに心理的安全性が保たれなくなると、安心して会話や行動がとれなくなり、安心して何でも言い合えないピリピリした緊張状態になります。
心理的安全性が不足している状態の思考は次のようにネガティブ思考になります。
・無知・無能だと思われたらどうしょう
・我がままだと思われたくない
・ネガティブだと思われたくない
つまり、警戒心が高まる上に他者から否定されたくないので、会話が少なくなり、決まったことだけやって自主性がなくなり行動できません。
この自粛ムードで閉鎖的になると、家族とはいえ、互いにフラストレーションが溜まるので、ちょっとしたことで怒鳴ったり、子どもやペットに八つ当たりすることもあるかもしれません。
この状態が一時的ならともかく長期的になると心理的安全性が不足した状態で子どものマインドセットにプログラミングされる可能性があります。
一度、マインドセットに書き込まれると潜在的に他者に対する警戒心が強くなり、いつも人の顔色ばかり観て自分軸が作れなくなります。
新型コロナウイルスの感染もいまが耐える時です。家族の関係性も今が大切な時です。ではどうすれば良いか、その対処法を次の機会でお伝えします。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「子どもの自立に大きく影響を及ぼすパーソナルスペースと住環境」
家族の距離感は子どもに影響する
【小さな実践】
学んだことを必要な時に必要なスキルを使い、肝心な時に使うことを忘れないこと
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