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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

身体が暴走する自立神経の乱れ

2019年5月10日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: 退職 手続き

心臓の高さ


心臓は高さによって負荷が異なり、立っているだけで心臓ポンプはフル稼働しています。下記は心臓までの平均高さです。

寝て10センチ

座って60センチ

立って110センチ

心臓はどんなに過酷でも、一生、休まずに動いてくれています。交代選手がいない、あなたの心臓ポンプを労ってあげて下さいね。

考えるママさん

自律神経


興奮して心臓の鼓動が早くなったり、汗が出たり、顔が赤くなったり、私たちには自分の意志で思うようにならないものがあります。

興奮したときや活発な動きに応じて心臓は全身に血液を循環させるので、そのぶん血圧も上がります。このように交感神経は、心身を興奮状態に置いて、とっさの対応に備えています。

そして過度なストレスが加わると、原因不明の頭痛やイライラなど身体に異常が出ます。これは自律神経のバランスがくずれたサインです。


このような状態になった時は、自分ができる対処法として、十分に睡眠をとる、スポーツをする、気持ちが落ち着く音楽を聴いたりして副交感神経が働くようにして下さい。

アクセルとブレーキ


自律神経には、身体を活動モードにする「交感神経」と、休養・回復モードにする「副交感神経」があります。これらは車で言えばアクセルとブレーキの関係にあって状況に応じてどちらか一方が優位になり身体をコントロールしています。

身体を活動モードにするアクセルの「交感神経」は、古代の狩りや戦い、様々な危機状況からの脱出など、生命維持に関係する時、交感神経が瞬時に優位になります。

一般的には、気合いを入れて仕事をする、スポーツや試合などで勝負に出る、或いはトラブルを回避する際には、交感神経が優位になり活動モードになります。

一方、活動モードからリラックス・回復モードにするブレーキの「副交感神経」は身体の回復や修復をするために活動モードを下げてくれます。

食事、音楽鑑賞、睡眠中などの心身がリラックスしている時には、副交感神経が優位にはたらいて休養・回復優先モードになっています。

おさらい


自立神経のバランスを取るには、十分な睡眠、適度な運動、体内時計の修正、食事のバランス、過度のストレスをかけない、環境を整えたりすることで下記のようなストレスを軽減させて下さい。


・精神的ストレス
家族の病気や死、健康、将来に対する不安、失恋、失敗・挫折、仕事のプレッシャー、怒り

・人間関係のストレス
身内や同僚、友人など、他者とのトラブル

・社会的ストレス
残業、夜勤、退職、転職、解雇、左遷などの仕事に関わること。或いは入学、卒業、転校、退学などの学業に関わること

・物理的ストレス
気圧の変化、寒暖差などの物理的に感じること

・身体ストレス
病気、けが、過労、睡眠不足、不規則な生活

・環境ストレス
災害、公害、騒音、異常な明るさ、空気汚染、悪臭、花粉


このようなストレスを軽減する方法を、こちらのブログで、それぞれを詳しくお伝えしますね。



【小さな実践】
交感神経と副交感神経のバランスが狂った時、自分に合う対処法を用意しておく


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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