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コラム
失敗するのは自分が飛べるハードルが高すぎる
2019年2月12日 公開 / 2020年10月25日更新
平成最後の年になりました。区切りが良いので気分を変えたり、環境を変えたりしながら色んなことをやってみると、新たな出会いがあるかもしれません。
ところで、車好きの私が車を持たなくなって6年になります。数年前まで、車検が切れた型の古いクルマを、ガレージに置いてましたが、やっと執着を断ち切り、中古車センターに引き取ってもらいました。
大切にしているモノは手放すのに勇気がいりますが、手放してしまうと意外になんていうことはないものです。
小さく変化
手放すと言えば、悪習慣も一度、身に付くと手放すのは一苦労です。悪習慣を手放せない理由はいくつかありますが、大きな理由として「変化したくない」現状維持の脳のクセです。
脳は大きく変化することが嫌なので最大限の抵抗をします。大食いで肥満になるのは、一度食べ過ぎたとしても、すぐ肥満になるわけではありません。
少しずつ食べる量が増え、いつの間にか大食いになってゆるやかに肥満になります。私たちはこの「少しずつ」に惑わされるのです。
部屋が散らかる時も同じ理屈。出したモノを片付けず少しずつ散らかってゆき、いつの間にか見るも悲惨な状態に変貌し、やがて環境になれると散らかった状態の方が落ち着くとまで言い出します(笑)
悪習慣とはこんなものです。
考えてみると、悪習慣が少しずつ成長するのなら良習慣も少しずつ育てることができるはずです。
ハードルを下げる
「やらなきゃいけない」と決めたことが続かないのは、始める前からハードルを上げすぎてアクセルとブレーキの両方を踏んでいるからです。
例えば、何をするか決めなくても何か始めた際、「これいいなぁ」と思うことがあったら少し続けて様子をみる。楽しかったら続ける、飽きたらやめる、最初はこれでOK。
楽しいことを続けてたら、いつの間にかあなたのステージが変わっていることだってあります。同じ事象を辛いと感じるのも、楽しいと感じるのもマインドセットが関係しています。
何かを始める時、自分に合ったハードルの高さの限界を把握していないと、走るスピードもタイミングも解りません。
ではどうやって飛び越えられる限界を把握するのかというと、反復練習で少しずつ高さを上げていくとスピードやタイミングは身体が勝手に覚えます。
マインドセットはあなたの思考のクセ。マインドセットが変化するとモノゴトの捉え方や観え方が変わるので、より高いステージに上がることができます。
脳のクセはクセモノなので手強いですよ(笑)
【小さな実践】
やりたいことができない、これを制限しているものが外的要因か内的要因かを分けて書き出してみる
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