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コラム
自分自身を俯瞰するには自分をモノに例えてみる
2018年12月30日 公開 / 2020年10月25日更新
友人から、「小橋さんに執着があるしたら何?」と聞かれました。
昔だったら、即答できます。
過去の栄光!
私が心筋梗塞で倒れる前、建築を生業としていた頃の話。デザインコンペで受賞したり、ガラス作家として、大きなイベントをプロデュースしたり、これらの実績を支えとしてやってた頃、パートナーにこんな言葉で一刀両断されました。
「過去より大切なのは今じゃないの」
私が過去の栄光の話をした時、後にも先にもこんなことを言われたのは初めてのことで、過去に執着していた自分のプライドが、ちっぽけに思えた瞬間です。
その時、真っ白になった頭の中で、まるで潮が引くように過去の栄光に執着していたものを手放せるような気がしました。手放すのは勇気がいることですが、新しく事を起こす時には、執着があると視野が狭くなります。
あるセミナーで、参加者の方のセルフイメージについて、こんな面白い質問されました。「あなたという人間をモノに例えるとしたら何ですか?」当時の私はピンときたものがなかったので適当に答えたことを覚えています。
今だったら、迷わず
「羅針盤」
羅針盤は常に北を指し、船乗りにはなくてはならない存在。何があってもブレない軸を持ち冒険に船出する人たちの道標になる羅針盤。
私は、気持ちが揺らいだり、行動にブレーキがかかった時、羅針盤をイメージするとセルフイメージが呼び起こされます。
自己紹介やプロフィールに、自分をモノに例えて話すと、自分軸が他者に伝わりやすいですよ。
【小さな実践】
あなた自身をモノに例えて一言で言うと自分は何者をイメージし、自分軸を明確にしておく
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