マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

本能のおもむくままに衝動買い

2018年9月3日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

今回は衝動買いの話


私がモノを買う時はたいてい衝動的に買っています。考えてみると当たり前の話で、私たちは感情で行動しています。つまり脳の中心部の爬虫類脳で行動しているようです。

しかし、衝動買いといっても、高価で長く使うモノは徹底的にリサーチしています。そうしている間に興味がなくなり、買わないことがあるので大きな失敗はありません。

そんな私も数多く失敗と後悔を重ねてきました。中でも記憶に残っているのは若い頃、40万もするダイヤの指輪を買ったことがあります。それも付き合っている彼女もいないのにね(笑) 知り合いの女性に勧められて買ってしまいました。

その女性は、やさしい笑みを浮かべながら私にこんな殺し文句を言いました。「この指輪は、将来、愛する女性との出逢いを誘ってくれます」将来の恋人にプレゼントした時の具体的な映像をイメージした私は、つい・・・。結局、キャンセルしましたが、今思えば、恥ずかしい話です(^^)



女性と本のイメージ



とにかく私は、「限定」に弱いんです。限定品、期間限定、数量限定、人数限定この表示があったら感情が動き、脳の中でこのような作業をします。

「欲しい」という感情が湧くと、その商品を買う理由を探し、その感情を抑える理性と戦います。しかし、ある時から自分に都合が良い説得が始まります。

今買わないとこの値段では買えない

これを買うと生活が変わる

きっと家族も喜ぶはずだ

倹約している自分にご褒美

これは必然的な出会いだ


このように理由は何でもいいのです。「欲しい」という感情が先にあり、それを正当化する理由を後付しているだけです。

優秀な営業マンは「欲しい」という感情を湧き上がらせ、 商品を得た時の充実感や幸福感を具体的にイメージさせるテクニックを持っているので、私などひとたまりもなくカモにされますね(笑)



【小さな実践】
あなたはどんな言葉に感情を動かされますか?



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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