マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

行動する引き金は

2018年8月23日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私たちは動きたいと思うだけでは行動に繋がりにくいですが、感情が反応することで行動に繋がります。つまり行動のトリガーが感情ということですね。では肝心の感情を刺激するのは何かというと、言語・視覚・聴覚・嗅覚・触覚などの五感が刺激してくれます。 

この時期に年賀状の話も何なんですが、昔は、暮れになると年賀状を書かなきゃというプレッシャーに悩まされていましたが、今は年賀状を書かない換わりに直接、ご挨拶するか電話でご挨拶するようにしています。どうして書かなくなったのかと言うと、人数が多くなって義務的になってしまって、書くという感情が刺激されなくなったからです。



ペン集中



ずいぶん昔、事務所のホームページを作ったことがあります。作っている最中は楽しくて、仕事を終えてからでも毎日時間を忘れて作っていました。ところが、完成すると一気にモチベーションが下がり、更新することもなく、今は数十年、作った時のまんまです。時が経つとやり方を忘れているので、やらないことに拍車がかかります。

でも、いつもホームページを作り変えたいという気持ちがあったので、ブログでホームページの代用をしようとブログを始めたんです。ブログは記事を上げると、即反応があるこれが私の性格にピッタリでした。しかし、私の悪習慣はしぶといです。数年、ブログを書いているとやはりいつもの癖が出始め、一日休み、一週間になると書かないことが日常になっています。

その悪習慣を改善しようと考えた対処療法が、「少しでも書く」です。毎日、少しだけでも書いているとそのうちに気が乗る時もあります。これが「作業興奮」です。やる気が起こらなくても少しだけ行動することでモチベーションが上がります。


この作業興奮のことは他の記事でも書いているので、詳しいことは説明しませんが、簡単に言うと、部屋の掃除を少しだけしようと思って、取り掛かったのはいいが、あれもこれもと片付けているうちに部屋の模様替えまでしてしまう。これが作業興奮です。面白い心理でしょう(*^^*)



【小さな実践】
あなたのルーチンワークの中で、作業興奮が使えることがないか検証してみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のビジネス
  4. 京都の人材育成・社員研修
  5. 小橋広市
  6. コラム一覧
  7. 行動する引き金は

© My Best Pro