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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

目的達成は分散目標

2018年8月19日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:困った時のハウツー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

今回は行動したくても、すぐに行動できないのは何故?という話。

建築に携わっていた頃、どうしても行動できないことがありました。それは設計業務の予定計画書の作成。設計を進める上で大切なことですが、慣れで全体像が解るので予定計画書を作らずに、いきなり設計に取りかかっていました。

ブレーンにアウトソーシングする際、予定計画書があった方が、双方が効率的で間違いが起こらないことは理解しています。自分でも「何故、作れないのだろう」と、私なりに何度か取り組んであがいたことがあります。でも、これが予定通りいったためしがない。

予定通りにいかない理由は、設計業務が複数あって同時進行しているからです。物理的な時間や能力の差、人を介していることなどで流れが読めないので、ゼロ百思考の性格だった私がストレスが溜まるからです。 



コミュニティ



現在のビジネスでは、流れが変わることがほとんどないので、グーグルカレンダーで3ヶ月分のおおよその予定を管理しています。

最初の1ヶ月分は細かく計画して、1日の計画は、朝、無理がない作業ルーチンを決めて細かい時間設定はしないようにしています。時間に幅を持たせて、大きい目標を小さく分散したのが、きっと私の性格に合っていたのでしょうね。

このやり方は、目標のハードルが下り、分散した小目標に到達する度に達成感があるのでモチベーションが上がります。この状態が習慣化したのと、苦手意識が克服できたので苦もなく予定計画が作れるようになりました。階段1段を低くし、踊り場を広く多く設けることで、長い階段も楽に上がれるということです。


もっとスマートなやり方があると思いますが、やってみて続かないものに執着するより、自分に合うように改良してみるのもいいかもですよ。できる人はこんなに苦労することなく普通にできるのでしょうね。



【小さな実践】
行動習慣を身につけるコツは、目標に明確な意味付けをした上で
目標のハードルを下げ、少目標を分散させてみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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