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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

自分を診るニーズとウォンツ

2017年9月26日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私、今でこそ言えることですが、
大手企業に勤めている頃、
会社に行きたくなくなったことがあります。
子供なら不登校です。

原因は「孤立と劣等感」

まったく畑違いの学歴を持つ同僚と、
仕事をしていると知識も話題も違うので
孤立感と劣等感にさいなまれます。

自分がそんなトーンを出しているので
当然、孤立し、他人が自分のことを
どう思っているのか気になりだすと
他者の目が気になり、半分うつ状態。

そんなこともあり、会社は有給を使って
長期休暇ということにしましたが、
今度はお袋から責められます。
そうなると家にも居場所がないので
アパートを探して家を出ました。


会社を休んでいる間に何をしてたかと言うと
楽しいことや興味が湧いたことをしたり、
今では時効ですが、
様々な業種でアルバイトもしました。

休んでいる期間で気付いたことは、
孤立すればするほど協調性がなくなることと
特別、劣等感が強いということ。

例えば、不登校で言うと
何某かの原因で学校に行きたくなくて
自宅に引きこもる。
すると親は「何で行かないの!」「行きなさい!」
「後で後悔するよ!」などと、
親の欲求を満たそうとするが、
肝心の子供の欲求はおざなりです。

子供にとって拠り所であるはずの自宅が
居心地が悪い場所になると、
いずれその場所からも逃げ出します。

一方、
親が子供の気持ちに寄り添ったとしたら
時間はかかるかもしれませんが、
子供は自ら、現実を受け入れて
未来を考え出すかもしれません。



ペン集中



回りくどくなりましたが、

ウィークポイントが分かると
自分の行動趣旨と傾向が観えてきます。

私の場合、
資格を取得したり、コンテストで受賞することで
劣等感を埋め、孤独を埋めるために
共通点が多い人が集まるコミュニティに入ったり
イベントの主催者になったりね。

これが悪いということではありませんが、
「劣等感を埋めるため」とか
「孤立しないため」というのは
通常の目的意識から外れているので
自己受容が低くなる一方です。
※自己受容とは、
他者を自分の価値観で批判したり評価せず
変化や状況を受け入れること


モヤモヤするなぁと思ったら、
一度、自分のウィークポイントを掘り起こし、
あなたのセルフイメージに影響しているのかどうか
確認してみてはどうでしょうか。
※セルフイメージとは
自分はこのような人間だと思い込んでいる自己像




【小さな行動】
買いたいモノややりたいことは
ニーズ(必要性)なのかウォンツ(欲求)かを掘り起こし
自分の目的に当てはめて視覚化する



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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