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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

映像と五感で記憶する

2017年2月3日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

コラムカテゴリ:スクール・習い事

最近、真剣に悩んでいるんです。

若年性認知症では・・・

というのが、

会話の中で突然、
まったく話題に関係ない単語が
突然、出てきたりするんです。

と言ってもパートナーと話す時だけですよ。

このように変なクセを持っている私ですが、
車の「運転心理」とか店舗販売に関する人の共通心理とか、
ニッチな心理学を使って仕事をしていたので
人の脳にはとても興味があります。


記憶は脳の中で、
本屋で見るカテゴリー別に分けた本のように、
カテゴライズされているので、記憶は
関連キーワードで呼び出します。


ここで私の脳の分析

私は記憶する時に無造作に本棚に置いてしまう為、
キーワードで呼び出しても、違う種類の本が出てきます。
そしてそのキーワードが映像なもんですから厄介です。

そんな私にも得意なことがあります。


写真やイラストの10枚程度の数なら
数秒でどんな写真やイラストがあったか
ほとんど記憶できます。

少しトレーニングすれば
10枚を1セットにして10セット、
100枚程度なら数分あれば覚えれると思います。
右脳タイプだから映像の記憶が得意なんですね。


まだ、携帯電話がない頃、
電話番号は50件くらい普通に覚えてました。

どうやって覚えていたかというと、
電話番号と相手の顔や店などをセットで、
映像や五感で記憶してました。

私なりに大切なことを記憶する際には、
関連キーワードを映像に結びつけて
イメージでカテゴライズしてたのでしょうね。


ペン集中


私が苦手としているのが、文章。
コラムを書いている時でも
脳の中に映像が目まぐるしく出てきます。

論理的に文章をまとめるのが苦手なので
すぐに映像をイメージし、それに沿って
文章を書くので読者に伝わらないんです(笑)


例えば、経験したことを相手に話す時でも、
ドラマのように映像シーンが出てくるので
それに沿って話してると長くなって
相手が疲れて「オチは?」とか「結論は?」
と言われる始末。

でもね。

文章は苦手でも脚本は得意で
高校の文化祭の寸劇は
私がぜんぶ脚本を書いていました。
脚本を書いていると、映像が浮かぶので
演出までできるわけです。


こんな私でしたが、
この年令になって初めて、
他者に伝える難しさを痛感しています。


特に講座やセミナーで登壇した時には
私のように映像でイメージする人と
論理的に考える人とは、同じ内容でも
二通りの伝え方をする必要があります。

今後の課題は、
ロジカルにも話せるようになることですが、
私の場合、言うほど簡単ではありません(笑)



あなたは人前で話す時に、
どちらの脳で話していますか?



【小さな行動】
・五感を使って映像で記憶する
・論理的に数値などで記憶する
どちらが得意かやってみよう



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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