マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

助けてもらって何が悪い!

2017年1月10日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

突然ですが、
クレームが好きな人はいないでしょうね。

クレームにはお客様サービスの
ヒントがあるのは理解していても、
どうしてもネガティブになってしまいます。

私がいた建築業界のクレームは、
お客様の想いが大きいだけに、
理想どうりにならなかった時の怒りが大きいのです。


駆け出しの頃の私は、
仕事を覚えるという理由で
お客様のクレーム対応をさせられていました。

お客様からのクレームは、
建物が完成してしばらくして出てきます。


お客様からクレームがあると、
先方に着くまでの間で考えることは
言い訳と解決方法です。

簡単に電話で聞いているものの
何も具体的なことを把握してない状態で
言い訳を考えているのもおかしな話しです。


そんな私ですが、この年令になると
どんなアクシデントにも対応できるとように
成長していると思っていました。

ところがですね。
3年前、今まで経験したことがない事が
突然、勃発しました。

お袋が認知症になったのです。

パートナーや知人から、
ある程度、認知症の予備知識はあったものの
どこか他人事でした。

心筋梗塞の次は、お袋の認知症。

運命を恨みましたが、同時に
これまでとは違う思考が働きました。

「今の自分にできることは何だろう」

こんなふうに開き直れたのです。

自分に出来ることできないことを整理し、
できないことは人に任せる。

これが後になって分かることですが、
介護の共倒れにならない方法でした。


階段の踊り場


ビジネスがある程度軌道にのり
ステップアップする際、行動が起こせない理由は、
全てを自分で抱え込んでしまっているからです。

そんな時に考えることは、
「」内のようなできない理由を探し始めます。

「お金がない」→信頼関係を作って後払いにしてもらう
「人脈がない」→友達や知人に紹介してもらう
「時間がない」→アウトソーシング
「技術がない」→専門家に依頼
「知識がない」→専門家に依頼

このように人に任せれば
ほとんどできない理由がなくなります。


行動は思考に影響されることが多く、
思考を変えただけで動けるので
自分で抱え込まないことです。



『小さな行動』
あなたの行動できない理由を
ひとつずつノートに書き出してみる。
次に解決方法を書き出す。



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のビジネス
  4. 京都の人材育成・社員研修
  5. 小橋広市
  6. コラム一覧
  7. 助けてもらって何が悪い!

© My Best Pro