「時間の使い方」こそが肝要―今さらながら読書という山脈をさ迷う―Ⅲ（おしまい）

2023年11月22日

テーマ：自分を振り返る

コラムカテゴリ：くらし

気力も体力も残っていません

飛行機の中やカフェと違って、書斎ではなかなか読書に集中できないでいる私。雑念に振り回されやすいから、という前述の理由とも関連するもう一つの理由は、仕事から帰って晩飯の支度をし、食べ終わってその後片付けまで済ませた後は、ソファーにゴロッとなって他愛もない映画か、どーでもいいユーチューブを観るくらいしか気力も体力も残っていない、ということになります。映画なんて「観るだけ」の対象ではありますが、シリアスな重たい内容のものなどは観る気にもなれません。

要は習慣づけられるか否か

というわけで、その時点から改めて書斎のデスクに向かい、小難しいビジネス書かなんか読むとなると、かなりのエネルギーを要するため、もう億劫としか言えないのであります。しかしまあこれは言い訳に過ぎません。机に向かおうと思えば向かえなくはないはずです。
だいたいユーチューブなんて、ホントにくだらない時間の使い方なのは間違いないのですから、やはりちょっと頑張って、読書に時間を回すべきなのだろうとは思っています。思うにこれは、自らを習慣づけられるか否かにかかっているのではないでしょうか。最初はきつくても、慣れればできなくはなさそうな気もします。
まあ、このことは以前から考えていた課題なので実行してみる価値はあるはずです。うまくいってもいかなくてもまたここで報告したい、と思います。

朝の時間の有効活用は？

読書を可能にするもう一つの提案としては、朝の時間を有効活用したらどうか、ということが考えられます。私は今、ほぼ毎日5時半くらいには起きるので、朝、読書に充てるとすれば結構充分な時間を取ることができるのです。しかし、今のところこの時間は読書には当ててはいません。
というのは、この時間は「読む」のではなく「書く」ことに充てているからにほかなりません。実はこの時間、毎日、テーマはフリーでかなりの分量書くことにしています。所定の量書くのに約一時間くらいかかっているため、通勤時間に家を出るまでには読書の時間は取れそうもありません。
ここを読書の時間に充てるためには、もっと早く起きなければならないことになります。夜、とっとと寝ればそれも可能なのですが、昔から夜更かしをしていた癖が抜けずに、ついつい寝る時間が遅くなってしまうのです。まあここも改善の余地がありそうではあります。

「読書という山脈」を走破しなくてはならぬ

さてあれこれ書いてきましたが、とにもかくにも、今私は、冒頭に書いた「読書という山脈」を走破しなくてはならない、と思っているのです。これは、私にとって以前から変わらぬ大きな課題でもあります。
ここで必要なのは、一にも二にも「時間の使い方の工夫」ということになるのでしょう。この「時間の使い方」で、私はこれまでの人生、随分無駄にしてきたのではないか、と振り返ることが多いのです。
それは、何をやっていいのかわからなくて、迷いに迷って無駄にしてきた、というのではありません。やるべきことはわかっていたのに、それを怠って無駄にしてきた、ということがほとんどでした。そのことは自覚しており、それでこれまで随分後悔もしてきました。
同じ過ちで後悔しないためにも、どうにかして「読書」を習慣化したいのです。その工夫の結果はまたご報告したいと思います。

時間という資産をどう振り向けるか・・

おしまい