私の仕事史「マイ チャレジング デイズ」―バブルを横目に、かくもエキサイティングな日々―Ⅰ
「リトル・ミス・サンシャイン」という映画がある。アメリカ版、ファミリー映画であり、ロードムービーでもある。ちょっとだけブラックなスパイスの効いた小品なので、よかったら観ていただきたい。
久しぶりに観かえしたらやっぱり面白かった。
その中に、若い頃、めちゃくちゃやったんだろうなと思われる、今でも結構不良のおじいちゃんが出てくる。そのおじいちゃんが、コンテストを前にして自信を失いかけているまだ幼い孫の女の子にこう諭す場面がある。
「負け犬の意味を知っているか? 負けるのが怖くて挑戦しない奴らのことだ。」
この映画の秀逸な場面の一つだ。
このおじいちゃんを演じるアラン・アーキンという役者は、こういう役が実によく似合う。同じような役回りをほかの映画でも演じていた。
昔、かなりの不良で今でもまだ不良、というのは、どういうわけか、見ていてなんだかすごく魅力的なのだ。それでいて、先述のような実に渋いセリフを時おり吐く。だから、幼い孫もすごくなついている。
狙っているわけではないが、私も適度な不良でいたいな、と思っている。
以前、6歳になる孫(女の子)に「じいじは面白いから大好き。」と言われたことがあるが、少しは不良っぽいのかな?俺は。
PS:だいぶ前、別のブログに同じテーマでもう少し長いものを書いたことがあります。よかったら、転載します。
孫と踊っちゃったりして・・