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あれは正義感だったのか?―テキトー人間、私の場合―後編

海江田博士

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テーマ:人生を考える

原宿竹下口、いきなり割り込んできた若造

電車を待つ人の列に平然と割り込んできた不良高校生の胸倉をつかみ、バシンバシンと往復ビンタをくらわせて退散させてしまったY先生。今の世の中だとなかなか難しそうな行為ではありますが、まあ胸のすくような武勇伝です。
この話を思い出しながら、そういえば・・・と私の記憶によみがえってきたことがあります。あれは、カミさんとまだ結婚する前、原宿に出掛けたときのことでした。
私たちは、原宿駅竹下口で帰りの電車の切符を買うために並んでいました。といっても、並んだのは私だけで、カミさんの分と2枚買うのに、ごった返す駅の券売機の列の中に立っていたのです。(当時は交通系カードとかスマホアプリとかはもちろんありませんでした。)
ご存知の方はわかると思うのですが、原宿駅の竹下口はとても狭く、その割には人の数が多いので、切符売り場には長い列ができていました。
列がなかなか進まないでいたところ、20代くらいの若者が、その列の前方に割り込んだではありませんか。私から、3人くらい前に割り込み、そしらぬ顔で並んでいます。誰も咎める者はいませんでした。
そこで私は、その男の肩をポンポンと叩き、ちゃんと並べよ、と促しました。そいつは、ギョッとしたような顔で私の方を見ましたが、黙って列のうしろの方についたのです。

カミさんの一言の方が記憶に残る

その後、私は切符を買って、列のそばで待っていたカミさん(その頃はまだ彼女)のところへと行きました。するとカミさんに「よく、注意したわね。びっくりしたわ。怖くなかったの?私は、あなたがあんなことする人とは思っていなかったわ。」と言われたのです。
「いや別に・・・」と返事して、その話はそのままになりました。今思い出してみると、何のことはなく、やってしまったような気がします。
勇気を奮い起こすとか、ドキドキするとかもありませんでした。普通に「おい、ちゃんと並べよ。」と言っただけのことでした。
そもそもこのことは、カミさんの「あんなことする人とは思わなかったわ・・・」というセリフがなかったら、覚えてもいなかっただろうと思います。割り込んだあんちゃんに注意したことよりも、カミさんに「そんな人だとは・・・」といわれたことの方が、強く記憶に残っていたのです。
そのとき、カミさんは私のことをどう思ったのでしょうか。私の方は、その後、絡まれたりして修羅場みたいになったとしても、やっちゃえばいいや、というくらいしか思っていなかったのでしょう。しかし、カミさんにしてみれば、そんなことになったら怖くて仕方がない、ということだったのだろうと思います。
つまり私は、あんまり深くは考えていなかったのです。今回、Y先生のエピソードを思い出して書きながら、「ああ、あのとき俺も・・・」と、初めて頭の中で結びついたのでした。
そういえば、もう一つ思い出したことがあります。

アホな3人組

あれは、東京は高田馬場駅でのことでした。私が20代後半か30歳くらいのことだったと思います。
新宿方面からの山手線にチャラチャラした若い男3人組が乗っていました。私も同じ車両に乗っていたのですが、そいつらは、電車が駅について、自動ドアが開こうとするのを手で押さえて開かないようにしたり、まるで頭の足りないガキンチョのように悪ふざけをしながらキャアキャアはしゃいでいました。
他の乗客は迷惑そうでしたが、黙ってふざけるのを見て見ないふりをしていました。やがてベルが鳴ってドアが閉まります。
そのときも、電車の中のそいつらは、ドアを手で押さえて、今度はなかなか閉まらないようにするなど悪ふざけを続けていました。

そいつのケツに回し蹴り

電車を降りてホームにいた私は、ドアが閉まる直前にその3人組のリーダーみたいな男のケツを、電車の外から軽く回し蹴りで蹴ってやったのです。一瞬、奴はキョトンとし、我が身に何が起こったのか理解できないような様子でしたが、とにかく電車のドアは閉まってしまいました。
電車の中から私の方を見た3人組は、ようやく自分たちが何をされたのかを理解し、私を睨みつけて、地団太踏みながらガラス窓をたたき、何かわめいていました。しかし無情にも、山手線はそのまま目白の方角へと走り去っていったのです。
私もその連中に一瞥をくれ、はっきりわかるように口の形見せながら「バーカ!」と言ってやりました。このときも、一瞬でもタイミングが狂えば、この3人組と殴り合いの修羅場みたいなことになるのは避けられなかったでしょう。そうなったらそうなったでやっちゃっただろうな、と思います。
とまあ、変なところで、正義感ともいえないような正義感みたいなもので、突拍子もない行動をとってしまう私です。しかしながら、いまだに、カミさんやパートナーの女性税理士を怒らせたときは、怖くて仕方がないのであります。



結構、ワルなんだぜ・・・ウソウソ、からっきしダメなんです。


おしまい

追記:いつも読んでいただきありがとうございます。
まあこの通り、いささかユニークな税理士です。
「こんなこと、相談しても大丈夫だろうか?」
といった、我々の専門外のお話についても、
構いませんので一度持ち込んでみてください。
普通、税理士が受けないようなご相談にも、
かなり幅広く対応いたします。
なにかしらヒントになるような
ご解答はお示しできると思います。
ご縁をいただければ幸いです。

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海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

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