聞いてないヨー!―散々無茶振りをされてきてわかった自分の性格―Ⅱ
[久しぶりのクラシックのコンサート]
数年前、久しぶりにクラシックのコンサートを聞きに行ったときのことです。
それまでも、いろんなミュージシャンのコンサートを聞きに行ったのですが、そのときはいつもカミさんと一緒でした。
ただ、クラシック音楽だけは、カミさんは興味がないので、私一人で出かけたのです。
コンサート内容は、シュテファン・サンデルリンク指揮ハンブルク交響楽団。
演目は
ベートーヴェン作曲「エグモント」序曲、
交響曲第5番ハ短調「運命」、
ブラームス作曲交響曲第1番ハ短調
の3曲です。
この、ベートーヴェンの2曲は、私にとってクラシックの中でも特に好きなものでした。
ということもあって、全然予定もしていなかったこのコンサートに、あえて出かけることにしたのです。
直前までテレビで宣伝していたので、当日券があれば聞きたいなと思い、問い合わせてみたら会場で販売しているとのことでした。
当日、大荒れの天気の中、愛車レガシーアウトバック4輪駆動を駆って、単身1時間半かかる鹿児島市まで出かけたのです。
指揮者のシュテファン・サンデルリンクは、私にとって初めて聞く名前でした。
とはいえ、知っている指揮者といえば、有名どころで、ベルリンフィルのヘルベルト・フォン・カラヤン、ニューヨークフィルのレナード・バーンスタイン。
或いはもっと昔のブルーノ・ワルター止まりの私ですので、今活躍している有名指揮者はほとんど知りません。
愛車レガシーで、いざコンサートへ
つづく