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海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

ふたを開けてみると・・・―もと秀才の行方・・昔はお勉強のできる子だったのだが・・―Ⅰ

テーマ:どーでもいい話

[意外なダークホースだった・・・]


父の転勤で南九州を転々としていた私が、1年生として最初に入学した小学校は、鹿児島県の地方にあるそれほど大きくもない学校だった。
とはいえ、当時は子供の数が多かったので、1学年3,4クラスはあったと思う。

父の仕事の都合で転勤族の家に育った私は、その町に小学校入学の2年くらい前に越してきたばかりだったために、まだ地元にはそれほど馴染んではいなかった。
そのころ田舎では、入学を前にして
「あそこの家の子はお勉強ができるそうだよ。頭のいい子らしいよ。」
といった話題が持ち上がっていた。

小学生の入学前からそんな噂が広まっている、というのがいかにも田舎っぽいところである。
そのお利口さんの子供の中に、さとやまりつ子ちゃんという子とひらはらより子ちゃんという名前が挙がっていた。(どういうわけかお利口さんは二人とも女の子でした。あ、それからどっちも仮名です。)

何故だかはわからないが、この二人はとても賢い子、ということで地元では結構名前が知られていたようだ。
私は、その二人と同じクラスになった。
なるほど、二人ともとてもしっかりしていて、確かに利発な子たちだった。

ところが、1学期に入って勉強が始まると、ダントツにお勉強ができたのは私だったのである。
勉強ができた、というのはほかでもない。
あの頃、ほとんどのテストというテストは、私には雑誌のクイズくらいにしか思えず、ほぼすべて100点だった。
90点台をとっても私はショックだった。
1問間違えることも、自分には許されないことだったのである。

まあ、どんなテストもほぼ100点だから、2番になりようがない。
ずっと1番だったのだ。
私は先述の女の子二人に対して、意外なダークホースだったわけで、たちまち学校では目立つ存在になった。



遠い昔のことでございます。


つづく

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海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

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