世界で戦うにはソリューション型営業が必要―製造業は、なぜ国産回帰できないのか?―Ⅵ
[周辺グッズも手に入らない!?!]
今回の新型コロナウイルス禍に際して、マスクだけでなく、電池、除菌グッズなどあらゆる衛生関係商品が払底してしまった首都圏事情。
一人暮らしの長男に、それらのグッズを送って欲しい、とカミさんに言われたものの、こちらでも見つからず困っていたら、なんとか見つけ出してくれたのが事務所の女性社員だったのです。
見つけてくれた社員に大いに感謝し、無事マスク、電池、除菌グッズなどを送ることができました。
ところで、うーーん、と考えてしまいました。ここは大いに悩むところです。
買い占めはいけないけれど、必要となるとこんな風になかなか手に入らない、という事実があります。
トイレットペーパーやティッシュペーパーは、充分供給が確保されているので、馬鹿な行動は慎むように、というのは報道されていた通りでした。
しかし、トイレットペーパーやティッシュペーパーといった主力商品の周辺グッズひとつひとつを細かく見てみると、結構こういった事態に陥っている、ということが現実でもあったのです。
前回は、体温計のボタン電池や除菌グッズが手に入らない、ということを書きましたが、モノが不足している、という点においてはそれだけではありませんでした。
ちょっと考えれば分かることとはいえ、風が吹けば桶屋が儲かる的な現象があれこれみられるようになっていたのです。
今回の事態(新型コロナウイルス禍)を受けて、事務所業務にテレワーク、リモートワークを取り入れていく準備にかかっていることは先日お知らせした通りです。
事務所の体制とマニュアルなどは、ほぼ「これで行こう。」と準備が整ったので、機材関係が充分か確認すると、少し不足分が心配されます。
そこで、お客さんを含めて、もしフル稼働が必要になったとき、「足りない」では済まないから、早速手配して、と動いたのですが、これがすぐには手に入らないことが判明しました。
具体的にはモバイルグッズ、カメラ、マイクなどの機材が見つかりません。
マスクも、機材もやっと手に入る状況でした。
つづく