危機への対応力は企業規模が大きいほど強く小さいほど弱い―新型コロナ禍で露呈した「日本経済の脆弱性」について考える―Ⅰ
[自分で自分の身は守らなければ・・・]
役人は、そろそろ「民間性悪説」による、行政のルール作りややり方を考え直すべきではないか、と前回書きましたが、そもそも性善説が取れないのは、自分たちに原因があるのではないかと思います。
つまり、「人は信用できないものなのだ。」というような・・・
とはいえ、文句ばかり言っていてもしょうがないので、今回はいろいろなハードルをかいくぐって、補助金関連の申請はどんどん出していこうと思っています。
あまり面倒な手続きにならないよう願うばかりです。
そういった補助金、助成金などの支援策も大事ですが、何といっても基本的には、自分で自分の身は守らなければなりません。
そのためには、今までと違う商材、今までと違う売り方、今までと違うマーケットといったものを追及していく必要があります。
こういうことは、普段から考えていなければ、いきなり実行するのはなかなか難しいのですが、今回はそんなことは言っていられない緊急事態ですので、むしろいい機会と開き直ってチャレンジしてみてはどうでしょうか。
短期集中の方がむしろいつにない力が発揮できるかも知れません。
私の事務所の場合、ウエブ監査というのは長年の課題ではあったのですが、いろいろと諸般の事情が重なって実行に至りませんでした。
しかし、今回はそんなにのんきにも構えていられないので、これまでの構想を一挙に進めたいと考えているのです。
また、ウエブ監査というデジタル技術を駆使した方法論を取り入れる一方で、従来のアナログ的情報発信も心掛けていくつもりです。
その試みの第一歩が「海江田新聞」というペーパーの発行です。A4、1枚分の小さな媒体ですが、普段の私の肉声に近い話題などを定期的にお届けしていく手はずになっています。
第1回目は、タイミング的に新型コロナウイルス禍についての記述が多くなってしまいました。
雇用調整助成金についても、大まかに解説してありますので、目を通していただければ、と思います。
この新聞は今後も発行を続けていくつもりです。毎回、ご提供する様々な話題を楽しみしていただければと思っています。
海江田事務所では今後もいろいろな形でお客様のご支援を継続していきますので、よろしくお願いいたします。
海江田新聞第2弾です。