ネット媒体によって得られる自由度は極めて大きい―経営と深く関係するメディアのあり方と時代性について―Ⅱ
[旧メディアの社会に対する影響力はまだまだ大きい]
旧メディアのアナログと新メディアのデジタルの両方を活用すべきと考えるのは、それなりの理由があります。
それは、インターネットとともにSNSといった媒体が急速に普及発展してきたといっても、活字や電波といった旧メディアの社会に対する影響力を排除することはできないということです。
例えば、「新聞」という媒体は、現在でも信頼度については一定の重さを持って敬意を払われています。
世間から信用されている度合いは、SNSなどに比べてもまだまだ高いといえましょう。
自社のHPにコラムを書くのと、新聞のコラム欄に取り上げられるのとでは、それを読んだ人に与えるインパクトの重みに差があります。
テレビやラジオも同様です。
もし、自社の展開しているビジネスがテレビのビジネス特集番組にでも取り上げられれば、やはり大きな反響があることは間違いありません。
ラジオの聴取率も、以前に比べて、今はそんなに高くはないとはいえ、結構いろいろな人が聞いています。
私は、これらの旧メディアと新メディア、その両方を利用することで会社のアピールに役立てています。
というのは提供する情報、コンテンツを両方で発信しているからです。
表現や長さなど微調整はしていますが、両方の媒体を駆使して、届けたいと思う情報を発信しています。
しかもそんなに難しいことをしているという意識はありません。
この方法論は是非、地方の経営者の方にも取り入れていただきたいのです。
その媒体利用の具体例等については、これからもこのコラムなどを通じて少しずつご紹介していきたいと思います。
ラジオの生放送風景
おしまい