常識破りの功罪Ⅰ
[メディアへの参入は強力な販売促進手段]
現在、SNSはそこそこ使いこなしてはいますが、その媒体としての機能や効能の更なる解明と高度利用は、事務所の大きな課題の一つであります。
最後に、私が自らの事業(会計事務所経営)において、販売促進に利用している最もユニークな取り組みをご紹介しようと思います。
それは「地方メディア」への継続的な出演(出稿)であります。
これまで述べてきた販売促進に関するアイテムは、通常取り組み可能なタイプのものであり、料金を払ったり業者に頼んだりすることでいずれも実現可能な世界です。
まあ、当たりといえば当たり前の話です。
しかし、メディアへの出演(出稿)となると、お金の問題ばかりではなくなります。
それどころか、場合によっては、こちらがお金を払う方ではなくて、逆に出演料(原稿料)などをいただくケースも出てくるからです。
これは、業者に頼めば実現するというものでもありません。
メディアとの接点については、自分で開拓しなければなりませんし、それを継続していくのも自分の力で何とかするしかないのです。
たまたま、出演や出稿をメディア側から頼まれることで、最初のきっかけができることもあります。
しかしながら、継続するとなるとこちら側の意思と続けるためのメニューが必要になってきます。
もし、こちら(事業者)側に継続的に発信できるコンテンツがあれば、メディアへの参入は強力な販売促進手段になってくると考えられます。
というのは、先述しましたように、他の手段(お金とか業者とかを使うという)と同じアプローチができませんから、それをやること自体が差別化につながるからです。
ラジオ放送後、パーソナリティーさんとパチリ
つづく