突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅱ
私は時々、職員を呼んで
「例の件どうなっている?」
と確認することがあります。
それぞれの職員に割り振って担当させたものの、ふと
「そういえばあの案件、どうなっていたかな?」
と思い当たることがあるからです。
で、そう聞いた際に、頼んだ仕事が進んでいないときは、必ず下記のどちらかの反応が返ってくることになります。
それは「あ!」か「え?」なのです。
わかっていたのにやっていなかった、進めていなかった、という時は「あ!」です。
「あ、しまった。そうだった!」
という反応になるのです。
「やらなきゃいけないのはわかっていたのにやっていなかった、止まっていた、それを指摘されてしまった。まずい!・・・」
で、「あ!」という声が出るのです。
もう一つ。
伝えたと思っていたのに伝わっていなかった、本人が全く理解していなかった、或いは全く思い出せないくらい失念していた。・・・
この場合の反応は「え?」ということになります。
本人がわかっていないのだから、疑問形の「え?」になるのです。
ただ、こちらとしては間違いなく伝えたはずなので、今さら「え?」などと言われては腹も立ちます。
「え?」じゃないだろう、なに言ってんだ!えっ!
ということになるのです。
で、最近この「あ!」か「え?」が多いことに気がつきました。
なので、「あ!」も「え?」も言わさないように、そんな言葉が出てこないようにするのが管理職の役目であろうと思う今日この頃です。
あ!え!・・・・じゃないだろう・・ったく!!