常識破りの功罪Ⅱ
[販売促進策を考えることから生まれるもの]
自社の販売促進の仕組み作りを行ない、実際の販売まで一貫性を持たせられるレベルまで到達したとき、「販売力強化」の一つの課題が克服できたことになる・・・・・
とはいえ、最終的に販売そのものになかなか繋がらいケースも考えられます。
そうなると、企業の業績に貢献したとは言えない、と思うのではないでしょうか。
しかしながら、こういった取り組みが全く無意味に終わったと考える必要はありません。
おそらく、仕組み作りに取り組んでいくその過程で、現代のビジネスに必要かつな大事な要素を幾つも学ぶことになるはずだからです。
それくらい、販売促進に真剣に取り組むことは現代ビジネスのセンスを磨くことに通じるのです。
それはその過程で市場(マーケット)に真剣に向き合う、という機会に恵まれるからにほかなりません。
マーケットに正面から向き合うことをしなければ、有効な販売促進企画というものは生まれないからです。
そういった意味でも、販売力の強化という目的のもと、販売促進について真剣に向き合い、研究するというのは意義深いことなのです。
「商品力の強化」と「販売力の強化」という二つのテーマについてこれまで述べてきましが、いずれも情報収集力、情報発信力といった「情報」に対する姿勢と取り組みが重要なカギとなるのです。
企業経営者は、こういったテーマについて現代的なセンスをもって取り組んでもらいたいと、心から思います。
販促に向き合い、業績アップを・・
おしまい