あのとき、顧客にパソコン会計を導入していなければ・・・―「OA化?」コンピュータ導入黎明期を振り返って改めて考える―Ⅶ(おしまい)
[AIファーストって何?]
私の事務所では何種類かのビジネス誌を購読していますが、時間の空いた時、目を通してみると必ず何かしらの発見があります。
しかしながら、日常の中でこの「目を通す」という時間をなかなか作り切れていません。
このことに「忙しい」という言い訳はしたくありませんし、しない方がいいと思っています。
そもそも、必ず、新しい「発見」があることは分かっているのですから、それに充てる一定の時間はどんな工夫してでも作るべきでしょう。
と、ひとしきり反省したところで、また新たな発見がありました。
このブログの表題のとおりです。
しばらく前のことになりますが、「競争はアプリからボットへ」というタイトルのコラムが、定期購読している「日経ビジネス」にあったのです。
このコラムでいくつかの新しい用語を勉強しました。
AIファースト:人間の意図を理解するAIがいつでもどこでも付き従い、利用者の望みをかなえる世界。
それは、
― 利用者はもう、スマホのアプリケーション(アプリ)をあれこれ操作する必要はない。
会話ロボット(「ボット」と呼ばれるソフト)に音声やテキストで「話しかけ」さえすれば、ボットに組み込まれたAIがその意図をくみ取って、買い物をしたり、タクシーを呼んだりしてくれる。―
といった世界です。
世の中を見ると、この技術は確実に進化してきているようです。
コンピュータに話しかけるだけでいい?
つづく