根性が違う、100歳の経営者魂―店長を震え上がらせた祖母の営業トーク―Ⅰ
更にその所信表明で私は次のように述べたのです。
少し長くなりますが引用してみたいと思います。
― 現在我々職業会計人を取り巻く環境は極めて厳しいものがあると思います。
これまでの古い常識や、疲弊したルールに囚われていてはとてもビジネス社会の中で生き残っていけるとは思えません。
クライアントにとって、退屈で役に立たない会計人はもはや捨てられていく運命にあるのではないでしょうか。
そこで私が提案したいのは、「魅力ある会計人を目指しませんか?」というものです。
パソコン等の機能が飛躍的に高まり、会計ソフトが広く普及してきた現在、かつてのような業務サービスを我々が続けていたのでは顧客満足が得られないことは火を見るよりも明らかです。
また、規制緩和の大きな流れもこのままでは我々にとって、逆風としてしか受け止められないでしょう。
我々若き会計人は、クライアントにとって、魅力のある、使えるプロフェッショナルを目指すべきではないかと思います。―
約20年前、私は上記のように表明しました。
革新を謳ったマツダの車は、そのスタイリングが気に入った私の奥さんの商物になっています。
つづく