常識破りの功罪Ⅰ
それでは、経理部門をアウトソーシング化することなどできるのでしょうか?
現在、私の事務所では、経理部門に人を割くことができないために、経理代行業務を請け負っているクライアント企業が数社あります。
これは、業務範囲のルールを決めて、そのルールに従って仕事を進めていけば可能なのです。
元々、我々は数字の専門家なので、そこの部分だけ任せてもらっても、クライアントさんのご要望に応えることは十分可能であります。
慣れないパートに教え込む手間と時間を考えれば、こちらの方がよほど賢い選択といえましょう。
もちろん、私の事務所に対してその分の手数料は発生しますが、前述のように人を一人雇うことを考えれば、はるかにリーズナブルな選択になります。
このコストは支払手数料という経費のみできっちりと把握することはできますが、人を雇用すれば社会保険、雇用保険その他それに付帯するコストが様々付いてくるのです。
これを選択するか否かはひとえに経営者の割切りにかかっています。
私から見れば「決断」というほどのことでもありません。
割切って
「経理は外に出してしまおう。そして、浮いた分は本業の社員の給料に乗っけよう。」
と、腹を決めてくれればことは前に進む話です。
このように現代経営は、賢く様々なシステム構築を実行していかなければ、その複雑化した戦いに勝ち残ることはできないのです。
おしまい
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。