どこでやるのか、は大事?―考えてみよう、立地というブランド―Ⅰ
仮説と検証が重要な現代経営。
鈴木会長は次のような大胆な支持を出すことがあったそうです。
― 精緻な情報システムで販売管理を行なうセブンだが時折、「データを見るな」という指示が鈴木氏から出る。
惰性での仕事を戒め、いま一度、自らの手足を動かしたうえで、顧客のニーズがどこにあるかを自分の頭で考えさせるためだ。―
データや数字は、我々税理士の専門分野でもあります。
それらの数字やデータをもとに行なう分析は、我々が経営支援を行なう際に、必要不可欠な要素と信じてやまないところでもあります。
ところが鈴木会長は、そこからも「時折離れろ。」と指示を出されるのです。
頭でっかちになっては何もならないという戒めなのでしょう。
最後に次のようにも述べておられました。
―消費者の求めるモノは変わり続ける。(中略)
顧客目線は革新力の源泉だ。―
変化に対応した革新こそが企業成長に最も必要な要素なのです。
その革新の源泉は「顧客目線」である。・・・
鈴木会長のこの理屈、哲学は昔から全く変わっていないし、明確でわかりやすいものです。
残念ながら、失脚されましたが、まだまだ学ぶべき点は多いと思います。
おしまい
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。