目的買い、衝動買い、そしてその中間にあるものは?―大人の男、買い物の楽しみ方を考える―Ⅱ
さて、「目的買い」「衝動買い」のタイトルで書き始めた今回のコラム、書いているうちに、あれこれいろいろなことが見えてきました。
こうやって自分のことだけでも思いつくままに書いてみますと、実にいろいろな買い物パターンがあることを改めて発見しました。
しかし、考えてみれば「これは、逆に売る側から見た分析にも使えるかも知れない。」と、途中で気が付いたのです。
今回抽出した買い物パターンをざっと並べてみる。
「目的買い」「衝動買い」「誘導買い」「出会い系熟慮買い」「ちょっと熟慮買い」「セール待ってました買い」「安さにつられちゃった失敗買い」「アドバイス受入れ買い」・・・何と8パターンも列挙していました。
この中には、私の極めて個人的なケースからでたパターンも含まれていますので、すべてが一般的というわけにはいかないかも知れません。
とはいえ、消費者はこの中のいずれかに近い心理状態で購入を決めているのではないでしょうか。
特に「誘導買い」や「熟慮買い」的なパターンの場合は、最終的に買うか買わないかは、微妙な心理状態で決まってきます。
この辺りは売る側がよく考えて、上手に一押ししてあげれば、購入につながるのではないでしょうか。
自らの消費パターンからそんなことを考えるのでありました。
おしまい