青春の彷徨、新宿ゴールデン街―無頼に生きる、がテーマだったあの頃―Ⅰ
私の記憶では、ものの言いようは江本氏の方がえげつなかったように思います。
イチローのことを「通じる訳ないですよ。無理無理。」とにべもなかったのです。
私個人としては、江本氏のことを別に好きでも嫌いでもないが、この時のコメントははっきり覚えています。
極めて品性に欠けるものだったと。
彼もこのときの自分のコメントを覚えているでしょうか?
覚えているとしたらイチローに会ったとき何というのだろう、と思います。
プロの野球評論家としての見解を聞かれたら、当時としてはあんな風に応えるのが常識的なラインであり、妥当だったのでしょうか。
しかし、ものには言いようというものがあるだろう、と思います。
この発言に対して、
「これから困難な道にチャレンジしようという若者に、そんな言い方はないだろう!」
いささか憤りを感じるのは私だけではないでしょう。
「かなり厳しいとは思うが頑張って欲しい。」
とか
「日本のミート打法のうまさをなんとか発揮してほしい。」
とか言いようはいくらでもあったのではないかと思う訳です。
ま、それではあまりテレビ向きではないのかも知れません。
ズバリ、ネガティブな見解を述べた方がテレビ的にはきっと面白いのだろうと思います。
しかし、結果的には、ひとりの野球評論家の持っている常識など如何にチンケなものかということを証明してしまったことになります。
つづく
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