目線を変えよう―考えかたと視点を変えなければなにも変わらないよ―Ⅰ
お客さんとお話しをしていて発見したことがあります。
お客さんの中には、他人にお金を貸したり保証人になったりして迷惑を被っている社長さんも多いのです。
その社長さんたちというのは、概ね人が良すぎたり面倒見が良すぎたり、中には少々気の弱い方、逆にいささか山っけの多い方などが多いのです。
いずれにしても、質(たち)の悪い相手に引っ掛かっています。
私は社長さんたちと接していて、その質の悪い奴らはどのような甘言を持って接近してくるのかそのセリフのパターンを発見しました。
それがこの3パターンです。
・決して迷惑はかけません。
・間違いなく返します。
・最後は必ず私が責任を取ります。
この3つのセリフのどれかを使ってくるはずです。
或いは、この中の組み合わせでやってくる場合もあります。
しかも、これらの言葉を使ってくる相手は1回や2回では引き下がりません。
これらの言葉を波状攻撃のように繰り返し繰り返し使ってしつこく迫ってきます。
人の良い社長さんは、最後は根負けしてお金を貸したり保証人になってしまうのです。
つづく