突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅰ
しかし、とにもかくにも現代経営において、このアンケートのように必要な資質の2番目に「先見性」が来ているのは賢明な選択と言えるのではないでしょうか。
少なくとも「必要」とまず意識されていればそれでいい、と私は思います。
あとは
「どうやってこの資質を身につけるか?」
という課題だけだから、です。
つまり、目標は絞られている、と考えればいいわけです。
さてそれでは「先見性」、どうやって身につければいいのでしょうか。
私はひとつの手法として「マーケティング的センス」を挙げたい、と思っています。
「マーケティング」は市場のニーズを推し測る手法の一つであり、そのためには「先を読む」という条件が必須とされることは言うまでもありません。
この「市場ニーズ」には、すでに顕在化しているものとまだ潜在的なものとがあります。
潜在的な市場ニーズを、私は「ウォンツ」と呼んで区別しています。
「先見性」とは、或る意味この潜在的なニーズである「ウォンツ」を読み取る力であり、それにはマーケティング的手法が欠かせないのです。
ここで言う「先見性」とは、具体的には、時代が要請する兆候を感じ取る力であり、それに対応して行動を起こすことにほかなりません。
ここでは細かいことまでは書きませんが、マーケティング力はある程度磨くことはできます。
「先見性」を得るにはそういった努力が必要なのする。
つづく
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