突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅰ
また、どんどん進化しているのはテクノロジーだけではありません。
流行や人々の好み、消費傾向なども昔とは比較にならないくらい早いスピードで変遷しているのです。
このめまぐるしいスピードで変化する時代、それに対処するために経営者は「少しでも先を読んで」と言われ続け、その資質が求められています。
しかしながら、そのことが分かっていてもなかなか対応が難しいのが現代の経営といえるでしょう。
また、「忍耐力、粘り強さ」については自信のある社長さん達ではありますが、この変化の激しい時代においては、ときとしてこれが仇(あだ)となることもあるのではないかと思います。
つまり、これまでの考え方ややり方にこだわって、忍耐強く粘っているうちに時代は先に進んでしまった、ということになりかねないのではないでしょうか。
「先見性」が「必要な資質」に登場していながら、「優れている点」の上位に登場していなかったのは、この点に関しては自信たっぷりの経営者はあまりいないということなのでしょう。
この辺りのジレンマもデータとして現れているのではないか?と思わされました。
ここで思い出すのは、先般引退されたセブンイレブンの鈴木敏文元会長です。
鈴木会長は常に「先見性」の重要性を強調されていました。
また、実際自分でもその先見性をいかんなく発揮されていました。
年齢を考えれば、稀有な才覚を持った経営者だったといえるでしょう。
つづく
志布志の海のロケーション
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。