MADE IN JAPAN・・・かつてのイメージについてⅣ(おしまい)
私の初めての海外旅行は、大学の頃、祖母のお供で行ったハワイでした。
今から、40年くらい前の話です。
ハワイに着いて、まずホテル近くの「ABCマート」でビーチサンダルを買ました。
アメリカでの初ショッピングだったのでよく覚えています。
ところが、意気揚々とホテルに帰ってそのサンダルをひっくり返してみると「メイドインジャパン」と書かれていて、ガックリきたことを思い出します。
初めての海外旅行で行ったアメリカで、最初の買い物くらい「Made in USA」が欲しかったのであります。
国際分業がすっかり進んでしまった現在では、今の若い人はそんなことなど何の意識もしないでしょう。
当時はまだ、外国製品いわゆる「舶来品」がありがたかった時代だったのです。
そのビーチサンダルが粗悪品だったかどうかは忘れてしまいましたが
「こんなところまで普通に日本製品が進出してきているんだ!」
と驚いたことだけははっきりと覚えています。
当時、日本製品は世界を席巻していたのです。
ちなみに、そのハワイ旅行で購入したアメリカ製品は、アメリカのシューズブランド「コールハン」のタッセルローファーでした。・・・・(嬉しかったなあ!)
確か当時、日本では販売していなかったはずです。
1ドル300円台時代にやっと買った高価な靴はつい最近まで手元にありました。
久しぶりに靴箱の奥のその靴を見ると、あまりにボロボロになっていたので、名残惜しかったがとうとう捨ててしまったのですが。
つづく
ハワイじゃありませんが我が家からのロケーション・・・なんちゃってハワイ