青春の彷徨、新宿ゴールデン街―無頼に生きる、がテーマだったあの頃―Ⅰ
以前、Lンズクラブに誘われたことがありました。
Rリークラブは父が入っていた関係で、長い間入らないかと声をかけられていました。
それぞれのクラブには哲学や理念があって、崇高な目的なども掲げているのだろうと思います。
私はその内容を知らないのですが、現状自分の事業の足許がとてもそんな余裕がないのでと、逃げ回っていました。
唯一、中小企業家同友会には所属しています。
R理法人会という会にも入っていましたが、あまり出席もできなかったので退会しました。
税理士会は強制加入なのでもちろん所属しています。
税理士としてよくお付き合いする会に法人会があります。
事務所では以前、地元の青年会議所という会に頼まれてセミナーを開催したことがありました。
ここもきちんとした理念を掲げているらしく、会が始まる前に何かセレモニーのようなものがあったことを覚えています。
私は昔、青年税理士クラブという会に入っていました。
このときだけは、私としては珍しく会長にしてくれと役職を望んだのです。
会長としてやりたいことがあったからでしだ。
望んでから数年後、会長になり思っていたことを実行させてもらいました。
それ以外では役職は大の苦手な方なのでずっと逃げ回っていました。
そういえば大学のOB会には今でも入っていて時々顔を出します。
このOB会では幹事長という役が回って来ましたが、あまり大したこともできませんでした。
しかし、こうやってよく考えてみると世の中には実にいろいろな集まり「会」があることが分かります。
人は「会」に何を求めるのでしょうか?
中小企業家同友会では
「経営者は孤独だから何でも話し合える仲間を持とう!」
ということが盛んに言われますが、私は自分をそれほど孤独と思ったことがありません。
相当困った状況とかになっても、家内か誰かに話をして助言を求めたり、自分で整理したりしています。
たぶんそれなりに孤独な場面もあるのだろうが、自分で気が付いていないだけかも知れません。
つづく