どこでやるのか、は大事?―考えてみよう、立地というブランド―Ⅲ
私の事務所案内のパンフレットはかなり考えて作り上げました。
自己満足に陥らないように何度もプロと打ち合わせもしたのです。
どうでもいいようなコピーは1行たりとも入っていないつもりです。
以前、販促ツールを仕事として作っていたので、その経験とノウハウが詰まっています。
パンフレット作りは、事務所の個性をだして作ればいいと思います。
で、実際作るとなるとそれなりに工夫もテクニックも必要になります。
「もしよかったらそのノウハウなど参考にしてもらってもいいですよ。喜んで協力しますよ。」
とこっちは思っているのですが、いかんせん先に述べましたように
「まあそこそこでいいんじゃないの。」
「とりあえず、あればいいんじゃないの」
といった程度の意識なのです。
基本的には税理士には「そんなものいらない」という風潮が大勢です。
私はどう思っているかというと、「そういう遅れた業界」と外から思われたくないのです。
自前のパンフレット一つ作れない、作ろうとしない業界、営業や販売促進に完全に疎い業界、と思われることは得策ではない、と私は思っています。
経営者が事業経営で最も重要視しているのは通常の場合、営業や販売、販売促進といった部門ではないでしょうか。
残念ながら、経理や税務を一番に重んじているなどという話はあまり聞いたことがありません。
「専門分野はともかく、その辺り(営業や販促)の話を税理士にしてもどうせ何にも通じない。」
と見切られてしまうことは決してプラスではありません。
つづく