青春の彷徨、新宿ゴールデン街―無頼に生きる、がテーマだったあの頃―Ⅰ
という訳で、今ラジオのレギュラー番組と新聞の連載コラムを担当しています。
新聞の連載は半年間の約束で月に2回書きました。
800字程度なのでテーマさえ決まれば書くのにそんなに苦労はしませんでした。
ただ月に2回のテーマ探しは頭の痛いところでもありました。
ラジオの方は毎月1回もう4年以上続けています。
こんな風に約30分喋る内容を文章に引き直すと結構な分量になります。
大抵は経営について喋っていますが、これを3年以上続けられたのはやはり「好きなこと」なのだからだろうと思います。
私が
「好きなことを続けて自分なりに伸ばしていけばそれでいいんじゃないか。」
と思ったのは、近年進んでできた「脳科学」の研究によるところも大きいのです。
この研究によれば、人間という動物は、原則好きなことしか継続できないらしい。
嫌なことは、無理して自分をだましだまし取り組むしかないので、当然ストレスが溜まり、身体や精神に変調をきたすことになります。
逆に好きなことは、そうでもない他者から見れば、びっくりするくらい積極的に取り組めるものです。
世の中の天才と言われる人たちは、そのことを続けることが苦ではなく、むしろ楽しめるという才能が際立っていたのでしょうう。
私の場合も
「よく3年間もラジオのネタが続きますね。」
とか
「私は文章を書くのが苦手なんだけど、よくパッと書けますね。」
とか言われます。
しかし、私にとって書くことや喋ることでアウトプットするのは全然嫌いな行為ではないのです。
で、結果的にどうなっているかといいますとと、熱い情報を発信し続けている事務所ということで、田舎立地の割にそこそこ名前は売れているらしいのです。
情報発信はマスメディアの分だけではなく、ブログなどSNSを通じても切れ目なく行なっています。
これが事務所経営にもプラスに働けば、「好き嫌い基準」での仕事も捨てたもんではないぞ、ということになるのでしょうか。
情報発信(アウトプット)一般の経営者の方にも考えていただきたいテーマです。
おしまい