私の仕事史「マイ チャレジング デイズ」―バブルを横目に、かくもエキサイティングな日々―Ⅰ
さて、自分のやっていることをいろいろ書いてきました。
このままでは、冒頭に触れた今回のテーマについてうっかり忘れそうになります。
今回のテーマは、ものごとの「判断基準」についてでありました。
その「判断基準」を極めて主観的な「好き嫌い」で行なったらどうなるのでしょうか。
嫌いなことはやらない、好きなことだけ続けていく、という姿勢でビジネスに向き合ったら一体どうなるのだろう?という点についての考察でした。
一つのサンプルとして、私を引き合いに出し、
「間断のない情報のインプットと、それを様々な形でアウトプットすることが私の好きな仕事である。」
と紹介させてもらいました。
これは具体的には、
「マスメディアを使い、書くことやしゃべることでアウトプットを続けている。」
と、報告させてもらったのです。
私が
「好きなことを続けて行こう、自分なりに伸ばしていこう、それでいいんじゃないか。」
と思ったのは、近年進んでできた「脳科学」の研究によるところも大きいのです。
この研究によれば、どうやら人間という動物は、原則好きなことしか継続できないらしいのです。
嫌なことは、かなり無理して自分をだましだまし取り組むしかないというのです。
そうなれば当然ストレスが溜まり、身体や精神に変調をきたすことになりかねません。
つづく