ビアガーデンでおいしく飲むコツ
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おいしく飲むには、「終わり良ければすべてよし」の気持ちで
初夏の到来とともに、全国各地で始まる「ビアガーデン」。東京や大阪、札幌など全国各地で、その人気は絶大です。今や消費比率は36%と、ビールはアルコールの筆頭と言われる存在。発泡酒や第3のビールと言われるものまで含めると、ビアテイストの人気は衰えることがありません。しかし、反面、今の20代前半の若者のアルコール離れは顕著で、特にビール離れ、日本酒離れは、「今後のアルコール情勢を左右する」とまで言われています。アルコールはどんな種類のものでも「飲み方」が大切です。そこを間違えると、その酒類が嫌いになってしまいます。
おいしく飲むことは、その瞬間だけではなく、飲み終えたあとも含めて決まります。大騒ぎをして、まわりに不快な思いをさせる飲み方は良いとは言えません。「終わり良ければすべてよし」の気持ちで飲みましょう。
ビールだけ飲まず、程よい塩分を含んだおつまみと一緒に
これからの季節、新入社員であれば新人研修が終わって配属される部署が決まり、上司との飲み会や、取引先とのお付き合いも増えてくる時期です。その中でも「ビアガーデン」は、仲間と飲む絶好の機会かもしれません。
どんなにおいしいビールを飲んでも、翌日に「二日酔い」になると、せっかくのビアガーデンも忌まわしい思い出になります。まず「ビールだけ飲まない」ことです。程よい塩分を含むおつまみはビールとの相性は抜群です。枝豆や唐揚げなど、たんぱく質を多く含むフードなどと一緒に楽しみましょう。決して、空腹の状態で「がぶがぶ」飲まないこと。アルコールは胃で20%、小腸で80%が吸収されます。空腹の場合、一気に小腸にビールがなだれ込み、すぐに「べろべろ」になります。「一気飲み」など言語道断です。最も恥ずかしい飲み方であり、まわりから冷たい視線を浴びることになるでしょう。
また、おいしく楽しく飲むために、ペットボトルなどで「水」を持参するのもオススメです。アルコールを摂取すると脱水症状が進みます。水を飲むことで二日酔いの防止にもなり、酔うスピードが遅くなります。
衛生管理の行き届いたビアガーデン選びが最も大事な要素
昔と違い、今は清潔なグラスで提供するお店が多くなりました。ビール会社直営のビアガーデンでは特に行き届いた衛生管理をしています。ホテルなどでも同様です。おいしく飲むコツは、ビアガーデンが最も大事な要素と言っても過言ではありません。
アトラクションなど多彩な「おもてなし」で楽しめるビアガーデンで、衛生的でノド越しさわやかなビールを飲んで暑い夏を乗り切るエネルギー充電をしてください。
北海道産酒や全国の国酒の良さを発信するきき酒のプロ
鎌田孝さん(合同会社タックドゥープランニング)
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