花見で飲みたい「桜」モチーフの国酒
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お花見の季節はもう目の前に
3月の声を聞けば「お花見」の季節。南国では桜が咲き始め、徐々に北上していきます。北海道では、札幌が5月初旬、最も桜の開花が遅い根室では5月下旬です。
お花見に限らず、飲み会でどのお酒を飲むのかは基本は「ノールール」。ただし、守るべきルールは「他人に迷惑をかけないこと」。お花見の名所では必ず「規則」があります。酔って騒ぐにしても、常識の範囲を守りつつ、まわりにも気を使いながらの宴にしたいものです。ケンカになるような飲み方や、ゴミを片付けずに帰るなどはNGです。きちんとルールを心得ておきましょう。
「国花」桜に合わせて「国酒」日本酒&焼酎で花見を楽しむ
「桜」は「国花」です。「国酒」と合わせて花見を楽しむのも良いでしょう。「国酒」とは「日本酒&焼酎」です。桜のピンクの色合いは、春を思わせる鮮やかなカラー。そんな時期にふさわしい日本酒や焼酎が、全国で売り出されています。
まずは山形県の銘醸「出羽桜」。中でも「桜花吟醸」は、リーズナブルな上にフルーティーさも格別です。そして鳥取県の「日置桜」。純米吟醸のふっくらとして優しく華やかな香味が魅力でです。ほかに、福島県の大七酒造の「真桜」。春限定の純米吟醸で、これを持ち込むだけで人気者になれるかもしれません。どれも「桜」をモチーフにしたラベルがさらに気分を盛り上げてくれます。
焼酎では「桜」の季節にぴったりの旬酒があります。芋焼酎の王道「さつま白波」が春に出す「さくら白波」。日本酒仕込みに使われる「黄麹」を使用した季節限定の逸品です。軽快で飲みやすい仕上がりです。
また、甘いお酒が好きな人、特に女性には大人気の「梅酒」も良いでしょう。素材も春を感じさせてくれます。スパークリングでおしゃれな梅酒、五代の「薩摩スパークリング梅酒 梅太夫」は女性に喜ばれ、ここぞと言うときのアプローチに最適です。
お酒を飲めない人にオススメのノンアルコールの日本酒&焼酎
残念ながら車係りなどで飲めない人は、ノンアルコールの日本酒や焼酎で気分だけでも盛り上がりましょう。日本酒では石川県の酒蔵、福光屋の「零の雫」、焼酎では鹿児島県の小正醸造の「小鶴ゼロ」などがあります。幹事としての気配りに使えるアイテムです。
宴で一番の要素は「誰と飲むか」に尽きます。あなたにとって最良の飲み友達と春の到来を存分に楽しんでください。
北海道産酒や全国の国酒の良さを発信するきき酒のプロ
鎌田孝さん(合同会社タックドゥープランニング)
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