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里田まいに学ぶ、夫をアゲる「妻力」

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賞賛を受けたイーグルス優勝時の里田まいのコメント

里田まいに学ぶ、夫をアゲる「妻力」

東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設9年目で念願のリーグ初優勝を果たしました。そこには、マー君ことエースの田中将大投手の存在が大きかったことはいうまでもありません。その陰には、夫人の里田まいさんの支えがありました。以前、里田まいさんは「おバカタレント」としてバラエティー番組で活躍していましたが、結婚と同時にメディアへの露出を控え、スポーツ選手の食事をサポートする民間資格「ジュニア・アスリートフードマイスター」を取得。本当の「おバカさん」には出来ないことです。独身時代は「砂糖と塩も間違った」といわれていますから、相当努力されたのでしょう。

そして今回、イーグルスが優勝して、里田まいさんのコメントが注目されました。「初優勝という素晴らしい結果がファンとして最高にうれしいです!」。「妻として」と言っても何ら問題はないところで、「ファンとして」との言葉を使いました。いわば「一歩下がる」を象徴したコメントには、賞賛の声が殺到したようです。

古き良き「内助の功」こそ「妻力」の源

例えば、日本の高度経済成長期。外で男性がたくましく働けるように、家庭を守るのはいつも妻の役目でした。しかし、その後は男女平等の社会を目指すようになり、「男らしく」「女らしく」といったことを口にしてはいけないような風潮になりました。男女雇用均等法や男女共同参画を推し進めていく中で、無意識に「内助の功」という言葉自体を敵に回してきた感も否めません。

里田まいさんを見ていると、古き良き「内助の功」を思い起こすものがあります。それは時代遅れのものなのでしょうか?女性の社会進出がめまぐるしい今、「内助の功」が「妻の立場」を表すのであれば、確かに時代にはそぐわないかもしれません。しかし、本来は「妻の愛」を示すものです。それをしっかりと夫に伝えてあげられるかどうかで「妻力(つまぢから)」が試されます。サラリーマンの夫も、妻から「あなたの一番のファンよ」と言われたら、さぞ嬉しくなり毎日の仕事も頑張れることでしょう

里田まいさんがマー君を支え、マー君がチームをリードし、チームの優勝が東北に元気をプレゼント。このような素敵なスパイラルが各地に生まれると、日本はもっと幸せな国になれるでしょう。

村越真里子

夫婦の問題を解決する専門家

村越真里子さん(Re婚かうんせらぴー)

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