布団の衣替え・収納のその前に!使わなくなった寝具のケア
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布団には掛布団・敷布団とありますが、掛布団の羽毛布団を別扱いと考え、その他の掛布団と敷布団は同じような取り扱い方法とお考えください。
羽毛掛布団のケア・収納方法
乾燥した状態で側生地を傷めないようにケア
襟元の汚れや汗の臭い等が気になる場合は、専門店にて布団丸洗クリーニングをしてから収納するのがベスト。特に汚れていない場合はそのまま収納してもよいのですが、気になるようでしたら軽く陰干しで湿気のない乾燥した状態で保存してください。
生地にホコリなどがついている場合は軽く払う程度か、キルト部分のみ軽く掃除機をかけてもよいですが、羽毛布団はとにかく側生地を傷めないように扱うのがポイントです。
長時間外に干したり、ベランダの柵等にかけたりは側生地を傷め、中のダウンが飛び出す原因にもなりますのでご注意ください。
圧縮袋はなるべく使わず少し空気を含ませて収納
また収納の際は羽毛布団用のバックであれば、チャックを少しだけあけて空気を含むように収納。収納スペースの関係もあるでしょうが圧縮袋はできるだけ使用しない方が、長く良い状態で保つ事ができます。押入れの一番上(敷布団等に押しつぶされないように)で羽毛布団そのままの状態か大きめの風呂敷や布などに包まれた状態がおすすめです。
もしもカバーをはずした時にあきらかに中のダウンが飛び出ているような場合は、次の冬場にそのまま使うのはおすすめしません。(布団カバーをしていても気管等にもよくありませんので)
飛び出し箇所がわかればその部分だけを補修する事も一応可能ですし、全体的に生地が傷んできているようでしたら、買い替えやリフォームをおすすめします。
敷布団・羽毛布団以外の掛布団の収納・ケア
専門店での定期的な丸洗クリーニングがおすすめ
こちらも汗汚れや臭いが気になる場合は丸洗クリーニングへ。特に掛布団に比べて敷布団は非常に汚れているものです。敷布団カバーや汗とりパッドの厚み等にもよりますが、毎日使っている布団の場合、掛布団は5年前後、敷布団は2年に1度程度の丸洗クリーニングをおすすめしております。
丸洗クリーニングはできるだけ専門店がおすすめ。自分で行う場合は相当に注意(素材や洗い方等)をしないと、布団の中身がボコボコになって使えなくなる事も。
そのまま収納の場合は、ホコリを払いよく乾燥させてください。ホコリは掃除機などで軽く吸い取ってもよいですが、布団をバンバンと叩くのはNGです。布団を干す場合は日中の天気の良い2~3時間でしっかり乾燥させてください。夕方になると湿気を含んでしまいますので注意が必要です。
こちらもなるべく圧縮袋は使わないほうがよい
また布団圧縮袋ですが、こちらも使用せずに済むのであれば使わない方が布団にはよいのですが、使う場合はよく乾燥、きれいな状態で圧縮してください。布団が汚れていたり・湿気を含んだ状態で圧縮すると、いざ使おうとしたときにこもった臭いがついて使用できないケースも多々あります。
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米田創さん(眠りを知る店 ふとんのヨネタ)
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