気温40度超えも。猛暑を乗り切る夏バテ防止メニュー
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夏バテ防止メニューの3つのポイント
群馬県館林市で気温39.5度を観測し、都心部でも40度を超えるのではないかと予想されるほどの猛暑が続いています。暑さが続くと、食欲が落ち、栄養補給がしっかりとできなくなります。すると、ストレスや疲労がたまって夏バテを起こし、体にとって良くないスパイラルに陥ります。そこでまず、夏バテ防止には「食事が大切」という意識を持ち、あっさりとした食事でも質を考えて、効率よく栄養摂取してください。食事で夏バテを防止するポイントは次の3つです。
●香り、彩りで食欲中枢を刺激する。
●主にビタミンB1、B2、C、クエン酸の豊富な食品を使って、ストレス回避と疲労回復を促す。
●アリシンやミネラルなどもしっかりと摂取し、栄養素の吸収力をアップさせる。
参考までに、次のような食材を組み合わせて献立を立ててみてください。
●ビタミンB1、ビタミンB2を多く含む食品
(豚肉、レバー、青背の魚、ごま など)
●ビタミンCを多く含む食品
(枝豆、トマト、カボチャ、モロヘイヤ、ゴーヤ など)
●クエン酸を多く含む食品
(酢、柑橘類、梅干し など)
●アリシンを多く含む食品
(ねぎ、にんにく、にら、たまねぎ など)
●香り
(しょうが、しそ、みょうが、香辛料 など)
夏バテ防止メニュー「豚の冷しゃぶ ミニトマトとニラの和風サルサ」
今回は、短時間で調理できて夏の定番とされる「豚の冷しゃぶ」に、彩りと栄養をしっかりと添えた一皿を紹介します。
【材料】4人分
豚肩ロース薄切り肉400g 、ミニトマト(中)20個、ニラ1束
しょうゆ大さじ4、ごま油小さじ2 、酢小さじ2、みりん小さじ2、ごま適量
【作り方】
① ニラを1.5cm幅に切り、ミニトマトはひとつひとつを4つに切り分ける。
② しょうゆとごま油、酢を混ぜ合わせ、①を加えて混ぜ合わせ30分ほど置いておく。
③ 沸騰した湯で豚肉を茹でて、冷水に取って冷やした後、ざるで水気をしっかり切っておく。
④ 器に③を盛り、②をかけ、ごまをふる。
トマトとニラの旨味と栄養をプラスする豚しゃぶ。彩りも鮮やかで、ごま油の香りが合わさり食欲を増してくれる一皿です。お好みでレタスやきゅうり、わかめなどを敷くのもオススメです。あとは。枝豆や薬味をたっぷり取り入れたそうめんなどと合わせて食べると、あっさりでも暑さに負けない献立が完成します。簡単にできるメニューですので、夏の食卓に取り入れてみてください。
心と身体に優しく響く食を提案するプロ
吉村雅子さん(京都 食と暮らしの研究所)
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